[大物連発!?]千葉南房総黒鯛(チヌ)フカセ釣りで過去一釣果

[大物連発!?]千葉南房総黒鯛(チヌ)フカセ釣りで過去一釣果 釣り日誌
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長く暑かった夏も終わりが近づき、釣りのベストシーズンが到来しようとしています。この季節を心待ちにし、心を躍らせている釣りファンも多いのではないでしょうか。まだ日によっては暑い日もあり、本格的なシーズンには少々フライング気味ですが、待ちきれずに出かけた釣行で、過去一の釣果を得ることができました。

今回の記事は、釣り歴30年以上の釣り好きである筆者が、9月下旬に南房総へ釣行に出かけた様子と秋の釣りについてまとめています。前回のサビキ釣りでは散々な結果となってしまいましたが、今回の釣行ではターゲットを釣り上げることができたり、大物が連発したりと大満足の釣りとなりました。

Asama
Asama
本記事はこんな人におすすめです!

・初心者でもベテランでも釣り好きな人

・旅行好きな人

・秋の釣りについて知りたい人

・南房総の釣果が気になる人

・釣りブログが好きな人

秋のベストシーズンを迎え、これから釣りに行こうと思っている方や、釣果が気になる方は是非この記事をご覧いただき、釣行の参考にしていただけると幸いです。

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秋は釣りのベストシーズン!?

秋の海
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秋は様々な要素が重なり、釣りのベストシーズンと言われているのはご存知でしょうか。釣りファンであれば周知の内容かもしれませんが、初心者や未経験者の方のために、秋が釣りのベストシーズンと言われている理由について解説します。

秋の気候が釣りに適している

秋(10月〜11月頃)は、夏の厳しい暑さが落ち着き、冬の凍えるような寒さも無く、釣りをするには適した気候となります。秋晴れといったような晴天の日も比較的多く、風も穏やかな日が多い為、長時間の釣りでも快適に楽しめる季節です。また、紅葉の時期とも重なるので、綺麗に色づいた大自然を目にしながら釣りをするのも良いでしょう。

秋の釣りで注意するべき点は、台風と朝晩の寒暖差です。台風は海に様々な影響を及ぼしますので、台風が接近している時は特に注意してください。暑い寒いは快適に釣りをするために重要な要素ですので、朝晩の寒暖差は服装で調節しましょう。

魚の活性が高まる

魚の活性が高まるにはいくつかの要素がありますが、秋は夏に上昇した海水温が下がり始め、魚が活動しやすい季節です。それに加えて以下の要素が加わるため、好釣果に期待が持てるようになります。

冬に備えて食いが活発になる

秋は、産卵期や繁殖期を終えた多くの魚が、水温の下がる冬に備えて餌を多く摂取する時期です。繁殖や産卵で失われた自身の体力を回復することや、水温が下がると餌を捕食しにくくなることが関係しています。筆者も実際に釣りをしている中で、秋が一番餌の食いが良いと感じているので、皆さんもぜひ実感してみてください。

ベイトフィッシュ(餌となる魚)が増える

秋に魚の活性が高まる要素として、ベイトフィッシュ(餌となる魚)が増えることも挙げられます。魚が活動しやすくなるのと同様に、魚の餌となる小魚や微生物、甲殻類などの動きも活発になるためです。秋は他の季節に比べ、様々な餌に反応するため、使用できる餌やルアーの種類も多くなるで、いつもと違った狙い方をしてみるのも良いでしょう。

狙える魚種が豊富

秋は、初心者でも釣れやすいアジやサバ、イワシなどの小魚から、それらを餌とする青物やシーバスといったように、多くの種類の魚が狙いやすくなります。初心者でも簡単にできる釣りでも好釣果が期待できるので、この時期に釣りを始めるのもおすすめです。秋に狙いやすい代表的な魚をリストアップしておくので、参考にしてください。

秋に狙いやすい魚

・アジ ・小サバ ・イワシ ・アオリイカ ・カワハギ ・ハゼ ・タチウオ ・ハマチ 

・クロダイ(チヌ)・シーバス ・ヒラメ ・タコ ・キス etc

サイズアップが狙える

秋は春〜夏に生まれた魚が成長し、小型サイズしか釣れなかった魚もサイズアップが期待できます。その中でも初心者の方におすすめの魚は、釣ってよし食べてよしのアジです。アジは堤防や漁港など身近な場所から手軽に釣りことができるので、迷ったらアジ釣りから始めてみるといいでしょう。

釣行初日 到着〜午前

まだ夏の暑さが残る9月下旬、南房総に行ってまいりました。今回のターゲットは、筆者が一番長く狙い続けているクロダイ(チヌ)であります。爆釣というと大袈裟かもしれませんが、筆者であるAsamaの過去最高に釣れた釣行の様子をぜひ最後までご覧ください。

釣り場到着〜午前

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釣り場に到着したのは、辺りが明るくなり始めた午前5時過ぎ、朝マズメにギリギリ間に合う頃でした。思ったより風が湿っていて、蒸し暑さに気分が少し萎えましたが、妻の作ってくれたおにぎりを急いで食べて準備を開始します。

本日のタイドグラフ

爆釣指数:8.1

満潮:16:00 干潮:8:39

天気:晴れ☀️ 気温:25℃前後

風:北寄りの風6m前後

波:1m〜2m

水温:26.6℃

濁り:有り

狙い目の時間帯となるのは朝マズメ、夕マズメ、上げ潮となる10時〜14時といったところでしょうか。

とりあえずは朝のうちは釣れそうなので、急いで準備して釣っていきたいと思います。

本日のタックルと餌

今回もいつもと同様に、冷凍のオキアミ3k・コマセ・練り餌を買ってきました。一度味を占めるとなかなか新しい物に挑戦できない性格です。

10年前くらいに5000円位で買って、いまだに使っている竿がこちらです。結構大事に使っているのでまだ使えそうだけど、新しい竿が気持ちもあります。

愛用の竿
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因みに、写真撮り忘れましたが、今日はダイソーで購入した500円のリールを使用。ラインは同じくダイソーで購入した2号のラインに巻き替えてます。

実釣開始!

オキアミを解凍しておいてもらうのを忘れてしまったため、コマセの準備に時間がかかってしまい、第一投目をながる頃にはだいぶ明るくなっていました。

フカセ釣りには重要な潮の濁りはというと・・・

「良し、濁ってる!しかも磯場にはカニが居る」

個人的な意見というか印象ですが、磯場にカニが居る日はよく釣れる。皆さんも個人的ジンクスみたいなものありませんか?

余談が過ぎましたが、コマセも程よく撒いたのでようやくキャストします。

一投目から早速アタリがありました!

挨拶がわりにいつものフグですが、比較的大きいサイズなので釣れないよりは全然OK。続けてキャストを繰り返していきます。

餌を待ちわびていたかのように、コマセに魚が寄ってきて、毎回ウキに反応があります。

「今日はいい感じ!いい加減フグ以外の魚が釣りたい!」

この時点でフグ5匹以上釣ってます。

しばらくして完全に日が登り、明るくそして暑くなってきました。反応が少し悪くなり始めた頃、連れの親父が休憩に入りました。

どうでもいいですが、親父は今年で84歳。最近腰の骨を折って入院しましたが、無事に治って久々の釣りに来ています。色々病気もして不自由はありますが、この歳まで釣りを続けていられることが羨ましくあり、息子として嬉しくもあります。

一人でのんびりと釣りをする時間が続き、こう着状態といった感じでしょうか。クロダイを釣って、休憩から戻ってきた親父を驚かせたいと気持ちで釣り続けてます。

待望の黒鯛(チヌ)1匹目

時刻はあっという間に9時近くになっていましたが、ウキがスーッと沈むアタリがあり、少し遅めに合わせてみると・・・

竿が大きくしなり、ジージーとドラグが音を立てます!座っていたのですが、慌てて立ち上がり足場の安定した場所でファイトです。

慎重にやり取りして、ようやく姿を確認することができました。銀色に光る魚体に薄い黒色の縦縞は、まさしく念願の黒鯛です!!

本命1匹目
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久々の一人でのタモ入れだったので慎重に回収し、無事に釣り上げることができました。

「嬉しい!最高!」やっぱり黒鯛は綺麗で格好の良い魚ですね。

「さてさて、サイズでも測ってみよう!」

釣り上げたのことにホッとするのも束の間、緊急事態発生です!

なんと、タックルケースを家に忘れたことに今更気づいてしまい、フィッシングメジャーがありません😱

仕方ないけど今日は、サイズを測るのを諦めます・・・因みにサイズは30センチ弱程度でした。

休憩

1匹目を釣り上げてからも引き続きキャストを繰り返しますが、アタリがピタッと止まってしまったので休憩することにしました。入れ替わりで休憩から帰ってきた親父は、まさかの1匹に驚いた様子でしたが、やる気を取り戻した感じです。

軽く食事をして、近くを散歩します。

ヤシの木
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南房総はいつ来ても、アロエが自生していたり、椰子の木があったりと南国リゾートの雰囲気があり、とても気持ちがいいです。

ほぼ徹夜で出掛けてきたから、涼しい日陰で少し仮眠します。

午後に大物連発の時間帯がやってくることになろうとは、この時まだ知る由もなかった・・・

午後〜納竿

午後の釣り開始
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1時間ほど仮眠をして時刻は正午になり、強い日差しと夏のような暑さでモチベーションが下がりますが、釣りを再開していきます。休憩中の親父の釣果はというと・・・

ふぐが数匹釣れただけみたいです。笑

再開後2時間ほどアタリがあったりなかったり、フグは釣れるが他の魚が釣れないという状況が続いていました。

「このまま今日はもう釣れないのだろうか・・・」

大物連発!!!

潮が動き出し、波も立ち始めた午後2時過ぎついにその時間帯がやってきます!餌取りのフグがいなくなり、コマセには大型のボラが勢いよく寄ってきます。そんな中まず最初に釣り上げたのが、本日2匹目となるこちらの魚です!

大物連発①黒鯛(チヌ)
大物連発①黒鯛(チヌ)

サイズはだいぶ小さいですが、このサイズでも他の魚とは引きの強さが違いますね。この調子でどんどん釣っていきます。いつもなら1匹釣り上げるとその後なかなか続かないのですが、この日は違います。

再開すること2投後です。ウキが一瞬でなくなり、かなりの重さを感じましたが、黒鯛とは明らかに違う引きです。あまり走るような感じではありませんでしたが、さて一体何が釣れたのでしょう。

「ふぐ?ドット模様があるカチカチの魚体なんですが・・・」魚の名前わかる方教えてください!

それにしてもなかなかの手応えだった!謎のフグを釣り上げてからもさらに続きます。

合わせと同時に大きくしなる竿。唸るドラグ。チョンチョン竿を叩くようなこのヒキは、背びれに毒がある例の魚ではないでしょうか。

大物連発③アイゴ
大物連発③アイゴ

やはり、正体はアイゴでした。クロダイを狙っているとしばしば釣れるこの魚。背ビレに毒があるので、知らない方は取扱注意です。フィッシュグリップなどを使用して、針を外しましょう。

ここでハリスが傷んでしまったので、新しいものに交換します。その他、竿先のガイドやメインライン、結び目などをメンテナンスして次なる大物に備えます。

再開後3投後、着水と同時にウキが横に持っていかれ、青物のような力で走ります。この日一番の引きの強さに、さっきラインのメンテナンスしておいて良かったと実感。

このヒキは間違いなくあの魚です。よく海面を飛び跳ねていて、漁港や堤防ではよく大量に見かける川でいえば鯉みたいな魚。

大物連発④ボラ
大物連発④ボラ

そうです、ボラでした。コマセを巻くたびに寄ってきていた、50センチ以上の大物です。この大きさとなると、細い磯竿でのファイトでは慎重にならなければいけません。タモ入れをお願いした親父のもたつきも重なって、体力と時間を費やしようやく釣り上げた1匹でした。

ボラを釣りたい時は、棚をめちゃくちゃ浅めにして、餌をオキアミにすると比較的簡単に釣ることができます。強い引きを楽しみたい方は、ぜひ試してみてください。

ボラを釣り上げた後、少しばかりの水分補給休憩をとりましたが、まだまだフィーバータイムは終わりません。次に釣れたのがまた取り扱い注意の魚です。

大物連発⑤アイゴ
大物連発⑤アイゴ

アイゴは他の魚に比べて、すぐに弱ってしまうので、リリースはお早めに。

時刻は3時を過ぎていました。本日はホテルに泊まるので、チェックインを考えると、残された時間は2時間弱くらいです。

「後1匹くらい本命が釣りたい・・・」

アタリが少なくなってきたので、時合いが過ぎたのかと考えながら余所見をしていて、ウキに視点を戻そうとすると・・・ウキがありません!とりあえず合わせてみると、竿に重みがあり、確かな手応えが!アイゴでもボラでもなさそうです。

大物連発⑥黒鯛(チヌ)
大物連発⑥黒鯛(チヌ)

やりました。カイズほどのサイズで小さいですが本命です!余所見のせいでタイミングがずれてしまった結果、針を飲ませてしまい、申し訳ございません。魚が無事に元気な状態で外すことができて良かったのですが、ハリスは交換が必要なほど痛めてしまいました。

仕掛けと気持ちを新たに、残された時間思う存分楽しみたいと思います。まさか最後に今日一番の本命が釣れることになろうとは、誰が予想できただろう・・・

時刻は4時を過ぎ空が夕方の雰囲気になり始めた頃、その時はやってきます。コマセを打ってすかさずキャストし、着水してから約30秒後、ウキがスーッと沈みました。

「よし!タイミングバッチリ!」

間違いない手応えと共に竿から重みが伝わってきます。慎重にやり取りするため少しドラグを緩め、いざ勝負です!ある程度魚を弱らせた後、高台となっている磯場から足場の安定した場所へ移動し、タモの準備を促します。

光に反射して銀色と黒色が光に反射すると、海中でも綺麗に輝くように見える魚体。その魚とは・・・

大物連発⑦黒鯛(チヌ)
大物連発⑦黒鯛(チヌ)

「感慨無量!」

40㎝弱の本命、黒鯛です!この場所での最高記録は47㎝なので、記録更新とまではいかなかったものの、ありがたき幸せなサイズであります。

「今日は本当に良い釣りになった・・・」

納竿

黒鯛4匹記念撮影
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想いに浸りながら、残りの時間も釣りを続けますが、その後本命は釣れることなく、納竿のお時間となりました。

「さぁ、今日はビールが美味しいぞ!ゆっくりお風呂に入って、夕食バイキングも満喫するぞ!」

釣り場の後片付けをし、活かしておいた黒鯛の記念撮影をして本日は終了。

南国ホテル

ホテルから見える景色
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本日宿泊するのは、房総半島最南端に立つ野島埼灯台からほど近い場所に位置する、伊藤園ホテルグループの南国ホテルです。一泊二食付きで10000円以下で泊まれるので、釣行の際によく利用しています。釣行に限らず観光にも便利ですので、ファミリーやカップルで楽しんでみてはいかがでしょうか。


お食事は多彩なバイキングスタイル!夕食時は生ビールなどアルコール類が飲み放題!

釣行2日目

釣行2日目の釣り場から見た海の状況
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昨日は夕食後を頂いてからのんびりすることもなく、疲れていたこともあり9時頃には寝てしまいました。朝7時まで爆睡し、朝風呂に入り朝食バイキングもいただいたので、体調はバッチリです。早々とチェックアウト済ませて、釣り場に到着した頃には9時近くになっていました。

準備〜納竿

本日は帰らなくてはいけないので、午前中だけの短時間釣行です。昨日は予想以上の釣果を得ることができましたが、本日はどうなるのでしょう。

本日のタイドグラフ

9月27日のタイドグラフ

爆釣指数:9.3

満潮:16:19 干潮:9:20

天気:晴れ☀️ 気温:26℃前後

風:北よりの風2m前後のち南寄りの風5m前後

波:1m〜2m以下

水温:26.5℃

濁り:若干有り

本日の実釣時間となる午前中は、残念ながら爆釣指数がかなり低い時間帯です。

風向きが変わるのと同時に、状況が好転してくれれば良いのですが・・・

実釣開始

海の状況と10年以上通い続けた経験からすると、どうにも釣れなそうな感じですがとりあえず開始です。

「釣りは何が起きるかわからない・・・もしかしたら釣れるかもしれない・・・」

微かな希望を胸にキャストを繰り返しますが、気持ちとは裏腹にアタリはおろか餌すら取られません。潮も風も波もないので、ウキがピクリともしない状況が続きほぼ諦めムードです。

まさかのボウズ

2時間ほど粘りましたが状況に変化はなく、この先も良い展開にはないそうになかったので12時前で納竿です。昨日の釣果が嘘かの様にまさかのボウズとなり、釣りの奥深さを改めて実感する日となりました。

「昨日釣れるだけ釣っておいて本当によかった!」

今回の釣果

今回の釣果は以下の通りです。これからの秋シーズンに期待が膨らむ結果となりました。

今回の釣果
今回の釣果

・黒鯛(チヌ) 4匹

・アイゴ 2匹

・ボラ 1匹

・フグ系 数えきれない程

魚種的には少ない方でした。場所と釣り方を変えれば、もっと色んな魚を釣ることができたでしょう。

秋の釣りを楽しみましょう

秋を感じる海の景色
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心地よい秋晴れの中、爽やかな秋風を感じながら釣りを楽しむ瞬間は、まさに至福のひとときです。

さらに、この季節は好釣果を得る絶好のチャンスでもあります。釣りファンの方も、これから釣りデビューをする方も、秋の釣りを最大限に楽しみましょう。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございます。また次回の釣行日誌をご期待ください。

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