初夏の訪れとともに本格化するアジ釣りシーズン。メッカである新潟の海でも、SNSでは好釣果の報告が増えてきました。
普段はサビキ釣りを中心にアジを狙っている私も、「そろそろ本格的にアジを狙いたい」と思う季節になってきました。
ただ、今回挑戦するのはいつもの餌釣りではありません。
以前から苦手意識を持っている、ルアー釣りです。
釣りに行くたびに釣具屋で餌を買い、仕掛けの入ったタックルボックスを持って釣り場へ向かう私。一方で、釣り場に到着すると、すでにセットアップされたロッド一本だけを持って現れ、そのままスマートにキャストを始める釣り人を見かけることがあります。
そんな釣り方に、以前から少し憧れがありました。
餌を用意する必要もなく、キャストのたびに餌を付け直す手間もない。荷物も少なく、準備も片付けもシンプル。
コスパだけでなくタイパの面でも魅力的なルアー釣りを、いつか自分もスマートに楽しめるようになりたい。
しかし、これまで何度か挑戦してきたものの、正直なところ、まともに魚を釣ったことがありません。
YouTubeを見れば、いとも簡単そうに魚を釣り上げている人がたくさんいる。
それなのに、なぜ自分だけ釣れないのだろう。
そんな悔しさもありました。
そして、これから迎える本格的なアジシーズンは、できればルアーでもアジを釣ってみたい。
そのためにも、一度は自分の手で魚を釣り上げて、「自分にもルアーで釣れる」という手応えをつかみたいところです。
そこで今回は、初めてのナイトアジングに挑戦することにしました。
オキアミもコマセも用意せず、持っていくのはルアータックルのみ。
もし釣れなければ、潔く諦める。
そんな覚悟で夜の海へ向かいました。
果たして、苦手なルアー釣りで魚を釣り上げ、自信をつけることはできたのでしょうか。
そしてナイトアジングの最中に釣れた、まさかの魚とは──。

この記事はこんな人におすすめです!
- ナイトアジングに初挑戦してみたい人
- ルアー釣りを始めたけれど、なかなか釣れない人
- 餌釣りからルアー釣りにも挑戦してみたい人
- 新潟でアジ釣りを楽しみたい人
- 「ルアーで本当に釣れるの?」と半信半疑な人
当ブログでは、筆者本人の釣りレポートだけなく、釣り場や釣具に関する情報など、さまざまな記事を発信しています。興味のある記事がございましたら、ぜひ合わせてチェックしてみて下さい。
アジシーズン到来!ナイトアジングに初挑戦
初夏の訪れとともに、いよいよ本格的なアジ釣りのシーズンがやってきました!アジ釣りのメッカでもあるここ新潟では、SNSを開けば連日のように「アジ大漁!」の賑やかな釣果報告が目に飛び込んできます。
「今年こそは自分も大アジを爆釣させたい!」と、海を見るだけでワクワクが止まらない季節の到来です。
サビキ封印!苦手なルアー釣りの克服を目指して
いつもなら釣具屋で餌を買い込み、重いタックルボックスを抱えてサビキ釣りへ向かうのが私のスタイル。ですが心の中では、ずっと強い憧れがありました。
釣り場に到着するやいなや、セットアップされたロッド1本だけを手にスマートにキャストを繰り返すアングラーたち。準備の手間もかからず、手返しも抜群に良い「タイパ(タイムパフォーマンス)の高い釣り」スタイルは、とにかくカッコいい!
「YouTubeではみんな簡単そうに釣っているのに、なぜ自分だけルアーで釣れないのか……」
そんな悔しさを抱え続けてきた私にとって、魚の活性が上がるこの初夏は絶好のチャンス。「今シーズンこそ、苦手なルアー釣りを克服して自信をつけたい!」という強い思いで、初となるナイトアジングへの挑戦を決めました。
オキアミ・コマセ無しの背水の陣
今回の挑戦にあたり、自分の中で一つ固い決意を固めました。それは「オキアミやコマセなどの餌は一切持って行かない」ということ。
少しでも餌を持っていってしまうと、釣れない時間に甘えが生じて絶対にサビキ釣りに逃げてしまうからです。「ダメなら潔くボウズで帰る!」という覚悟で退路を断ち、ルアー一本で真っ向勝負を挑むことにしました。
「今日こそは絶対に釣ってくるから!」と妻に威勢よく宣言し、家を出発。退路も逃げ場もない、本当の背水の陣での実釣スタートです!
夕方5時に釣り場へ到着!高まる期待と釣果への不安

夕方5時、実績の高い目的の釣り場に無事到着。幸いにも混雑はしておらず、まずは目星をつけていた釣り座をしっかり確保することができました。
いよいよ始まるナイトアジングへの期待がふくらむ一方で、「コマセなしで本当に釣れるのだろうか……」という不安も同時にこみ上げてきます。
天候・水温・ポイントのコンディション
当日の天候はすっきりと晴れ渡り、潮回りは中潮。気温は20度と過ごしやすい気候でしたが、水温は15度とこの時期にしては少し低めなコンディションです。
釣り場の水深は浅めで常夜灯もなく、水面を覗き込むと船を繋ぐロープや手前の根(障害物)が点在しているのが見えます。「キャスト時の引っかかりには注意が必要だな」と気を引き締めました。
周りを見渡すとサビキ釣りの方がちらほら居ましたが、まだアジが回遊してきている様子はなく静かな海。本格的な夕マヅメに突入する前の、嵐の前の静けさといった雰囲気です。
コスパ抜群!今回使用したタックル

今回持ち込んだタックルは、本格的な専用仕掛けではなく、身近に入手できる超お手軽セッティングです。
- ロッド&リール: ダイソーで購入した廉価セット
- 仕掛け: ジグヘッド+ワーム(セリア製&ダイワ製)
仕掛けは、ジグヘッドにワームを刺しただけという実にシンプルで王道なスタイル。高価な専用タックルを揃えなくても、百均の商品を中心にサクッと挑戦できるのがこの釣りの大きな魅力でもあります。
準備を進めているうちにすっかり薄暗くなり、絶好のチャンスタイムが訪れていました。
夕マズメのタイミングで実釣スタート!

辺りが薄暗くなり始めた夕マヅメのタイミングで、いよいよ実釣スタートです。ダイソータックルを手に、少し不安を抱えながら第一投目をキャストしました。
動画を参考に見よう見まねでリトリーブアクション
ルアーでまともに魚を釣った経験がない私は、事前にYouTubeで動画を見て予習してきました。
キャストしてルアーを着底させたら、ゆっくり巻いてくる(リトリーブ)。これが動画で学んだ基本の動きです。意識するのは「探る深さ(レンジ)を保つこと」と「早く巻きすぎないこと」。
とりあえず見よう見まねでやってみますが、正直これで合っているのかもわかりません。「下手だと思われていないかな……」と、周りの釣り人の目もどこか気になってしまいます。スマートなルアーマンへの道のりは、想像以上にハードルが高そうです。
「コツコツ」の正体は?アタリなのか分からない葛藤
キャストを繰り返していると、ときどき「コツコツ」と何かに当たるような感覚があります。
しかし、それが魚のアタリなのか、それとも海底や障害物にワームが当たっているだけなのか、まったく判断できません。
「今のはアタリだったのか?」
分からないままキャストを続けますが、当然ながら魚は釣れず……。
早くも諦めムード…頭をよぎる「餌釣りがしたい」
表層から中層、そしてボトムまで探ってみるものの、なかなか釣果にはつながりません。
正直なところ、この時点で頭をよぎったのは、
「餌釣りがしたい……」
という気持ちでした。
しかし今回は、オキアミもコマセも持ってきていない背水の陣。逃げ道はありません。
「今日は釣ってくる」と宣言して家を出た以上、そう簡単に諦めるわけにもいかず、もう少し粘ってみることにしました。
暗闇の静寂を破る!サバの群れを発見

同じ場所で粘っても埒(らち)が明かないため、空いているポイントへ少しずつ移動することにしました。
「このまま何も釣れずに終わるのでは……」という不安でいっぱいでしたが、ここで足元に魚の群れを発見。一縷の望みをかけて、群れの進行方向へルアーを投げ込みます。
ポイントを移動しながら手当たり次第にレンジを探る
それでも諦めきれず、空いているポイントを少しずつ移動しながらキャストを続けます。表層を探ってみたり、中層まで沈めてみたり、時にはボトム付近までワームを落としてみたり……。
正直なところ、どのレンジを狙うのが正解なのかもよく分かりません。
それでも、ただ投げ続けているだけでは何も変わらないと思い、とにかくレンジを変えながら手探りで魚の反応を探していきました。
そんな時間がしばらく続いた頃、水面近くに何やら魚影が見えます。
見えサバの群れに狙いを定めて待望の初ヒット!

よく見ると、水中を泳いでいたのはサバらしき魚の群れ。
「これはチャンスかも!」
そう思い、群れの動きを見ながら狙いを定めてワームをキャストします。
すると、まさかのヒット!
小さいながらも、ルアーに食いついてきたのはサバでした。狙いのアジではありませんでしたが、苦手なルアー釣りでようやく魚をキャッチ。
これまでまともに釣れた経験がほとんどなかっただけに、「ルアーでも釣れるんだ!」と、少しホッとした瞬間でした。
しかし、喜んでいる暇はありません。
もう一度チャンスを狙おうとキャストを繰り返しますが、サバの群れはあっという間に姿を消してしまいました。
ボトムに反応あり!ワームに喰いついた「まさかのゲスト」

サバの群れが去ったあとも、もちろん本命のアジを狙ってキャストを継続。
すると、これまで何となく感じていた「コツコツ」という違和感に、少し変化があることに気づきました。
どうやら表層よりも、ボトム付近のほうが何かしらの反応があるようです。
表層よりボトム?違和感を信じてボトム攻め
そこで、ジグヘッドをゆっくり沈め、ボトムを意識して探ってみることに。
すると、やはり「コツコツ」と何かが触れてくるような感覚があります。
半信半疑ながらも、その違和感を信じて同じようにキャストを続けてみました。
ついに竿先を叩く「ビクビクッ」という明確なアタリ!
ボトムを丁寧に探っていると、これまでの「コツコツ」という微妙な感触とは明らかに違う、手元に「ビクビクッ!」と伝わる明確な反応がありました。
半信半疑のまま軽く竿を立てて合わせると、しっかりと魚の重みが乗ります。
「これは魚が掛かっている!」
慎重に巻き上げていきます。
慎重に寄せた先に姿を見せたのは、まさかの「キス」
そして、水面に姿を現した魚を見てビックリ。
釣れたのは、なんとキスでした!
キスといえば、私の中ではエサ釣りのイメージが強い魚。それがまさか、アジング用のワームに食いついてくるとは思いませんでした。
本命のアジではありませんが、ルアーで魚を釣れたことに変わりはありません。
苦手なルアー釣りに、少しだけ希望の光が見えた瞬間でした。
キスは群れでいる?習性を活かして連続ヒット!

キスは群れで行動することもあると聞いたことを思い出し、そのまま同じポイントを攻め続けます。
すると数投後、再び竿先にアタリ!
今度も同じくらいのサイズのキスが釣れました。
まさかの連続ヒットに、「もしかして、少しだけルアー釣りの感覚を掴めてきた?」と感じた瞬間でした。
夜8時に納竿!夜の海で感じた恐怖と次回への課題

キスの連続ヒットで盛り上がったものの、時刻はあっという間に夜の8時を過ぎていました。手応えを得られた満足感と同時に、夜の海ならではの厳しさも実感することになります。
気づけばあたりは真っ暗…釣り人もゼロに
キスが連続で釣れたこともあり、もう少し粘りたい気持ちはありました。
しかし、気づけば周囲にいた釣り人の姿はなく、辺りには自分ひとりだけ。月明かりだけでは周囲の様子も分かりにくく、風も徐々に強くなってきました。
「さすがに一人で夜の海は少し怖い……」
ということで、今回は無理をせずこの時点で納竿することにしました。
【反省】ヘッドライトだけでは足りなかった夜の暗さ
今回はヘッドライトを準備していたものの、思っていた以上に夜の海は暗く感じました。
手元や足元だけを照らすには問題ありませんが、少し離れた場所や周囲の状況までは十分に確認できません。
暗くなる前にもう少し周囲を確認、ランタンなど別の照明器具も準備しておくべきだったと反省。
【課題】キス連発から学んだ「ルアーのバリエーション強化」
本命のアジこそ出なかったものの、ワームでキスが釣れるという体験は大きな収穫でした。
「ワームでキスが釣れるなら、当然他の魚だって釣れる可能性があるはず」
釣具屋にいくと果てしない数のルアーやワームが並んでいますが、なぜあんなにも多くの種類が存在するのか、その理由がなんとなく腑に落ちた気がしました。今回の体験で一気に興味が湧き、次は色々なルアーや仕掛けを試してみたいという楽しみが増えました。
本命不発も…苦手なルアー釣りに「希望の光」が見えた夜

本命のアジには出会えなかったものの、サバやまさかのキスに出会えた今回のナイトアジング初挑戦。サビキ釣りを封印して挑んだ甲斐があり、非常に収穫の多い釣行となりました。
苦手意識の強かったルアー釣りですが、「見よう見まねでも試行錯誤すれば魚は応えてくれる」と実感できたのは大きな一歩です。自分の操作で引き出した「ビクビクッ」というアタリの感触は、サビキ釣りとはまた違う最高の体験でした。
もちろん、まだルアー釣りを克服できたとは言えません。アタリの判断も難しく、本命を釣る目標も残ったままです。
それでも今回の釣行は、苦手だったルアー釣りに小さな希望の光が見えた一夜となりました。次こそはアジングで本命のアジを釣り上げ、自信を持ってルアーをキャストできるよう再挑戦したいと思います!
それでは、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


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