【検証】ダイソー「常温保存エサHitくんアサリ」は本当に釣れる?実釣レビュー!

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続々と釣り具業界に進出し、釣り好きの話題をさらっているダイソー。
今や「釣具はすべてダイソーで揃う」と言っても過言ではありません。

そんなダイソーから、イカの切り身に続いて登場したのが「常温保存エサHitくん(アサリ)」。
税込220円という手頃な価格に加え、常温で保存できる手軽さが魅力で、SNSでも多くの釣り人が注目しています。
レビューを見れば「よく釣れる!」という声もあれば、「微妙だった…」という声もちらほら。
「実際のところどうなの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、釣り好きの一人としてこのHitくんアサリを実際に使用し、
“本当に釣れるのか?” “コスパはどうなのか?” を徹底検証してきました。

舞台は、回遊魚やメインターゲットになるだろうカワハギの実績が高い秋の漁港。
前回、ダイソーのイカエサで全く釣れなかった苦い経験を思い出しつつ、今回はリベンジのつもりで挑戦です。

果たして結果は?
「釣果」「使い勝手」「リピートの有無」を、忖度なしの正直レビューでお届けします。

筆者
筆者

この記事はこんな人におすすめです!

  • ダイソーの「Hitくんアサリ」が気になってる人
  • 安くて手軽なエサを探している人
  • 常温で持ち歩ける便利なエサを試したい人
  • 実際に使ったリアルな釣果レビューを知りたい人

当ブログでは、今回のような釣具のレビューだけでなく、初心者向けの釣り方解説、最新の釣り場情報、そして詳細な実釣レポートを多数公開しています。あなたの知りたい情報がきっと見つかりますので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください!

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ダイソー「常温保存エサHitくん(アサリ)」の商品概要と検証動機

なぜ試したかった?「常温保存」と「220円」の魅力

今回、この「Hitくん(アサリ)」に注目した最大の理由は、やはりその利便性と価格にあります。

[使用前に思う最大のメリット]

常温保存が可能:釣行の前に釣具屋を探したり、コンビニに寄ったりする必要が無くなる。タックルボックスに忍ばせておけば、旅先や急な釣行にも対応できる手軽さは、冷凍・冷蔵保存が必要な生エサにはない魅力です。

220円(税込)という価格:釣具店でアサリやオキアミなどのエサを調達しようとすると、一般的に500円前後が相場です。その中で、この「Hitくんアサリ」の220円(税込)という手頃さは非常に魅力的。もしこの価格で釣果が出れば、エサ代を大幅に節約できます。

さらに、釣りでは「ボウズ(釣果ゼロ)」もつきものですが、万が一釣れずにエサをほとんど残すことになっても、心理的なダメージが少なくて済む(笑)というのも、この安価なエサならではの隠れたメリットだと感じます。

SNSではさまざまな方がレビューを投稿しており、「集魚効果が高くてよく釣れる!」という声が上がる一方、「ぶっちゃけ釣れない」「エサ持ちが悪い」などと賛否両論。

結局のところ、本当に釣れるのかはっきりしない…。

そこで、釣り好きの一人として、そして釣りの魅力を伝えるブロガーとして、「これは自分で確かめるしかない!」と決意したのであります。

開封レビュー!実際のアサリの量と第一印象は?

いざ実釣!となる前に、まずはパッケージを開けて、気になる中身を確認してみました。正直な第一印象は、「意外と量が少ないな…」というもの。パッケージには、固形10gとの記載はありましたが、容器に出してみると、「これで何時間釣りができるのか?」「あっという間に無くなりそう」と不安になりました。

さらに中見をよく見てみると、全体的にアサリの粒は小粒で、身とヒモの部分が分かれてしまっているものも見受けられました。

とはいえ、今回は大物狙いではなく小物中心。「この小粒さがかえって良いかも」と前向きに考えることに….

柔らかい!針への付けやすさとエサ持ちへの懸念

見た目では不安という印象だけが残る中、実際にアサリに触れて針に付けてみると、その不安はさらに増すことに…。

「ずっと液体に入っているせいか、その身はふにゃふにゃ」。非常に柔らかく、釣り針にしっかり刺し付けるのも一苦労です。少しでも力を入れすぎると、簡単にちぎれてしまいそう…。

この頼りない使用感から、「強くキャストするのは無理だろう」「エサ取りの猛攻を受けたら瞬殺されそうだ」という、エサ持ちへの大きな懸念を抱くことに。

とはいえ、前回ダイソーのイカエサで「ボウズ」だった苦い経験があります。今回はリベンジを果たすためにも、「とにかくなんか釣りたい!」という強い気持ちだけを胸に、いよいよ実釣スタートです。

実釣開始!リアル釣果レポート

釣行当日のコンディションとタックル

日時: 9月中旬

場所: 新潟県の某漁港堤防

天候: 曇り

潮回り: 大潮

狙い: 釣れれば何でもOK!底物(カサゴ、ハゼ)やアサリで釣れる小物全般を狙う。

使用タックル:

  1. ロッド:よく釣具屋の入り口に売られている安価なルアーロッド(2m10cm)
  2. リール:ダイソーリール ナイロン2号巻
  3. 仕掛け: メインは足元小魚狙いで胴突き仕掛け、底物狙い時のサブとしてブラクリ仕掛け(どちらもダイソー)

胴突き仕掛けでスタート!アタリなしの厳しい状況

不安を抱えつつも、釣りは何が起こるかわからないのも醍醐味の一つです。まずは胴突き仕掛けで第一投。キャストはせずに足元に仕掛けをゆっくり投入します。

しかし、アクションを加えたりタナを変えたり、しばらく粘ってもアタリは皆無。それどころか、エサ持ちが悪いのではという懸念とは裏腹に、エサ盗りの気配すらありません。アサリはフニャフニャで頼りないものの、針からすぐに外れることはありませんでしたが、魚からの反応が全くないのです。

その後もコマセを撒いたりしばらく辛抱しましたが、状況は一向変わらず限界に…。このままでは前回のイカのリベンジどころか、またボウズになりそう。

突破口は海底にあり!ブラクリ仕掛けでようやくHit

ここで作戦を変更。正直期待はできませんでしたが、ブラクリ仕掛けに替えて、堤防の際やテトラの穴を探ることにしました。

本来、エサ持ちの良い切り身や虫エサが定番とされるブラクリに、柔らかく小さなHitくんアサリを使うのはやはり難しい。予想通り、その小ささと柔らかさに苦戦しながらも、慎重にアサリを2粒針にセットしました。

そして、何度もポイントの移動を繰り返し、開始からしばらく経った頃、ようやく竿先に「コン!」という小さなアタリが!

念願の魚の感触に喜びつつ、巻き上げてみると…。

可愛いサイズのハゼを1匹釣り上げることができました!

残念ながら、この日のHitくんアサリでの釣果は、このハゼ1匹のみ。その後、アタリのある場所で粘りましたが、状況は変わりませんでした。

念のため予備として持参していたオキアミにエサを替えてみましたが、アサリよりはアタリはあったものの、結果は変わらず…。この事実から、今回はHitくんアサリの性能以前に、フィールド全体が非常に渋い日だったのかもしれません。

ちなみに、検証用として購入したアサリが、もう一袋手元に残っています。
今回は少し不完全燃焼な結果となりましたが、次回は実際に釣れているタイミングを選んで、改めて挑戦してみる価値はありそうです。

総合評価!ダイソーアサリのメリット・デメリット総まとめ

今回の実釣検証を通じて感じた「Hitくんアサリ」の長所と短所を、読者の皆さんが一目で判断できるようにまとめました。

👍 Hitくんアサリのメリット(良い点)

メリット詳細
常温保存で保管・持ち運びが楽これが最大の魅力。冷凍・冷蔵の必要がなく、急な釣行や予備エサとしてタックルボックスに常備できます。
安価な220円(税込)釣具店のエサ相場(約500円前後)と比べても格安。もし釣れなくても、心理的なダメージが半減されます。
魚が釣れる実績がある今回の渋い状況下でもハゼを釣り上げました。状況次第では釣果が期待できます。

👎 Hitくんアサリのデメリット(気になる点)

デメリット詳細
量が少なく粒が小さい本格的な釣行には量が物足りず、サイズも小さいため、エサ付けに工夫が必要になります。
柔らかく針に付けづらいふにゃふにゃとした身は、力を入れすぎるとちぎれやすく、小さな針に付けるのに苦労しました。
魚の食いが劣る可能性今回の渋い状況でオキアミと反応が変わらなかったため、魚の活性が高い状況での比較検証が必要です。

最終結論:リピートはなし!それでも役立つ唯一の使い道

衝撃!コスパは実はあまり良くないという事実

安さ(220円)が魅力の「Hitくんアサリ」ですが、正直なところ、コスパはあまり良くないというのが今回の検証でわかった事実です。

スーパーなどで売られている冷凍や生のむきアサリと比べると、Hitくんアサリは粒も小さく、内容量も少ないのがネック。グラムあたりの金額で計算すると、業務スーパーなどの大容量のむきアサリの方が圧倒的にお得になります。

したがって、本格的にアサリを使った釣りをしたい、または頻繁に使うというアングラーにとっては、リピートの選択肢は残念ながらない?という結論に至りました。

常備しておきたい予備エサとしての価値

では、このHitくんアサリは「全く使い道がないのか?」というと、そうではありません。

この商品の持つ唯一無二の魅力、それが「常温保存できてコンパクト」という点です。

  • 予備エサとして: メインのエサが切れた時の保険として。
  • 旅先や急な釣行の時に: 近くに釣具屋がない場所や急な釣行での手軽なエサとして。
  • 反応を見たい時や試し釣りに: 本格的に始める前の試験的な利用や、少しだけ魚の反応を見てみたい時など、少量だけ使いたい場合に最適です。

「本命のエサ」としては難しいかもしれませんが、「サブエサ」としてタックルボックスに忍ばせておくには、これほど便利なエサはありません。

今後の展望:活性の高い日にリベンジ検証!

今回は渋い状況での検証となり、Hitくんアサリの実力を最大限に引き出せなかった可能性があります。念のためもう一袋残してあるので、機会があれば魚の活性が高い日を選び、他のむきアサリとの使い比べリベンジ検証に挑んでみたいと思います!

【免責事項と注意書き】

本記事に記載された内容は、あくまで筆者個人の釣行方法による検証けっか、および筆者の個人的な感想に基づいています。魚の活性や釣れる魚種は、季節、天候、場所によって大きく変わります。本記事の結果が、全ての環境下で再現されることを保証するものではありません。一つのレビューとして、購入や釣行の参考としていただければ幸いです。

【読者の皆様への感謝の言葉】

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

今後も皆さんの釣りライフの参考になるような、さまざまな記事をお届けしていくつもりです。次回の記事もぜひお楽しみに!

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