勝浦釣り禁止で絶望。でも南房総でメジナ連発!ラストに来た大物とは?

釣り場
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海なし県・埼玉県に住む私にとって、千葉の海は本当にありがたい貴重な存在です。 いつもは木更津や白浜といった、内房から南房にかけての釣り場で竿を出しているのですが、今回はふと、ある冒険心が芽生えました。

「外房エリアも開拓して、自分のフィールドを今よりもっと広げたい!」

そんな野望を叶えるべく、今回はいつもと違うルートで車を走らせることに。初めて訪れる釣り場へのドキドキとワクワク。期待に胸を膨らませて外房の海岸線を南下していきます。

ところが、世の中そんなに甘くありません。道中、いくつか良さそうな漁港は目に留まるものの、「勝手がわからないな……」と、決め手と勇気に欠けてハンドルを切れないまま、気づけば勝浦まで来てしまいました。

さらに追い打ちをかけるように、勝浦漁港は案の定の「釣り禁止時間帯」。

「……いいんだ、今日は下見に来たんだ。外房の雰囲気を見られただけでも収穫だ!」

そう自分に言い聞かせ、せめて勝浦に来た証を残そうと名物の勝浦タンタンメンをすすり、心機一転、結局いつもの南房へと向かうことにしました。

しかし、この決断が大正解!慣れ親しんだ海は、迷走した私を優しく迎えてくれました。メジナの連発に、ラストを飾る予想外の大物まで。寄り道だらけの釣行記、ぜひ最後までお付き合いください。

筆者
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💡 この記事はこんな人におすすめ!

  • 埼玉から千葉の海へ通う「海なし県」のアングラーさん
  • 新しい釣り場を開拓したいけど、勇気が出なくて迷走しがちな方
  • 南房総でのんびり宿泊釣行を計画している方
  • 房総半島で釣り場をお探しの方

このブログでは、今回の釣行記のほかにも、おすすめの釣り場情報や初心者の方に役立つ豆知識など、釣りがもっと楽しくなる記事をたくさん発信しています。 初めての方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

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【外房編】初めての釣り場巡りと、勝浦での「洗礼」

新しいホームを求めて……外房開拓への挑戦

海なし県の埼玉県に住む私にとって、千葉の海はまさにオアシス。いつもは木更津や白浜といった、内房から南房の馴染みのルートを回ることが多いのですが、今回は密かに温めていた「野望」がありました。

それは、「外房エリアも開拓して、自分のフィールドをもっと広くすること」

いつもの安心感もいいけれど、新しい海を知ることで、釣り人としてもっと成長できるはず。まだ見ぬ景色や、外房ならではの魚との出会いを求めて……。

そんなドキドキとワクワクを胸に、いつもとは違うルートで車を走らせ、外房の海岸線へと向かいました。

あと一歩が踏み出せない!優柔不断なドライブの果てに

ネットや雑誌で入念に下調べをしていた漁港が、次々と目の前に現れます。そのたびに車からおりて様子を伺うのですが、ここで「開拓あるある」の高い壁が立ちはだかりました。

「ここは今、釣り禁止じゃないかな?」「常連さんばかりで入りにくい雰囲気かも……」「水深や根の入り方はどうだろう?」

そんな不安が頭をよぎり、さらには「もしここでボウズだったら、最初からいつもの場所に行けば良かったって後悔するかも……」という、保守的な自分の声まで聞こえてきます。

良さげな雰囲気の漁港や、雑誌に載っていた有名ポイントをいくつか巡ったものの、いざ竿を出すとなると、あと一歩の「決め手」と「飛び込む勇気」が足りない!

結局、一度も仕掛けを準備することなく南下を続け、気づけば勝浦まで来てしまいました。

「釣り禁止」の壁と、意地の勝浦担々麺

「よし、もう勝浦で腰を据えてやろう!」と腹を括ったのですが、現実は非情でした。勝浦漁港に到着したものの、案の定、現在は釣り禁止の時間帯。堤防に釣り人の姿はなく、静かな海が広がっているだけでした……。


ここで完全に心が折れかけましたが、ただでは転びません。「勝浦に来た証」を刻むべく、「勝浦朝市」で名物の「勝浦タンタンメン」を食べることに決定!

朝早い時間にも関わらず、真っ赤なスープをすすりながら、「……いいんだ、今日は下見に来たんだ。新しい景色を見られただけでも収穫だ!」と自分に言い聞かせます。

担々麺の刺激的な辛さで気合を入れ直し、私たちは慣れ親しんだ「いつもの南房総」へと向かうことにしました。

勝浦漁港の釣り禁止に関する情報を詳しく知りたい方は、こちら↓の記事を参考にして下さい。

【実釣編】ホームは裏切らない!南房総でメジナ祭り

ここからは、南房に到着してからの「逆転劇」を書いていきます!

「いつもの場所」の安心感。お昼前の貸切堤防でスタート

外房での迷走を経て辿り着いたのは、何度も訪れたことのある実績十分の南房総白浜の漁港。近くのスーパーで餌を買い込み、釣り場に到着したのはお昼前でした。

驚いたことに、堤防は運良く「貸切状態」! 外房での「どこでやろう……」という不安はどこへやら、「今日はここでのんびりやるぞ」と、ホームならではの安心感に包まれながら準備を始めます。今回はウキ釣りで、何が釣れるかお楽しみの五目釣りに挑戦です。

開始10分でヒット!久々のメジナと「フグ不在」の幸せ

まずはコマセを撒いて様子を伺うと、嬉しいことに海中からキラキラと魚が集まってくるのが見えました。「これは期待できる!」と気合を入れて第一投。

すると、開始10分も経たないうちにウキがスッと消し込みました。 釣り上げたのは、手のひらサイズですが引きの強いメジナ! その後もコンスタントにメジナが釣れ続き、楽しい時間が流れます。

ここはいつもフグなどのエサ取りに悩まされる場所なのですが、この日は珍しくフグが大人しく、久々のメジナとじっくり遊べるという最高のご褒美が待っていました。

夕まずめのドラマ!強烈な引きの正体と「妻への注意」

状況があまりに良いので、急遽近くの格安ホテルを予約して宿泊することに。これで時間を気にせず、夕まずめのゴールデンタイムまで粘れます。

「そろそろ納竿かな……」と思い始めたその時、これまでのメジナとは明らかに違う強烈なアタリが竿を襲いました! 「まさか、密かに期待していた黒鯛か!?」と期待が膨らみますが、竿先をトントンと叩くような独特の引き。「あれ、これはもしや……」

慎重に寄せると、現れたのは30cmを優に超える立派なアイゴでした。 その迫力に車でスマホいじり中だった妻が興味津々で寄ってきましたが、「ストップ!それヒレに毒があるから絶対触っちゃダメ!」と慌てて注意。鋭いヒレの毒は危険ですが、やり取りの楽しさは満点。最高の締めくくりとなりました。

【宿泊・翌朝編】海の不思議を実感した、のんびり釣行の結末

格安ホテルが救世主。時間を忘れて夕暮れまで楽しむ贅沢

今回、何よりの正解だったのは「宿泊」という選択でした。夕まずめの最高の時間帯を、帰りの運転や時間を気にせず遊び尽くせたのは、まさに至福。運よくすぐ近くのホテルが格安で予約でき、快適な夜を過ごすことができました。

釣りの後のお風呂とふかふか布団は、外房から南下し続けた疲れを完全に癒やしてくれました。

昨日のメジナはどこへ?現れた「エサ取り軍団」

翌朝、早く目が覚めたので「昨日あんなに釣れたんだから、朝飯前にもうひと釣り!」と、意気揚々と堤防へ向かいました。

ところが、海を覗いて愕然。数時間前まであんなにいたメジナたちの姿が、どこにも見当たらないのです。

代わりに海を埋め尽くしていたのは、元気いっぱいのフグの群れ……。仕掛けを投げても投げても、上がってくるのはフグ、フグ、フグ。

「昨日あんなに優しかった海が、一晩でこんなに変わるなんて……」と、改めて海という自然の不思議さと、一期一会の難しさを身に染みて実感しました。

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そんな中、最後は綺麗なウミタナゴが顔を見せてくれ、なんとか気持ちを切り替えて納竿することができました。

【番外編】今回の釣果を支えてくれた「秘密兵器」の紹介

ここでは、今回のメジナ連発を支えてくれた立役者を紹介します。実は今回、初めて使うエサを試してみたのですが、これが驚くほど魚の反応が良かったです!

ここが良かった!おすすめポイント:

  • ウキ釣りにもサビキにも!便利な「生タイプ」 生タイプのエサなので、サビキ釣りはもちろん、今回の私のようなウキ釣りにも併用できるのが最大の魅力。これ一袋で幅広い釣り方に対応できます。
  • 準備いらず!「完全配合」でそのまま使える すでに絶妙なバランスで配合されているので、釣り場に着いてすぐに使えます。軽く握ってそのまま撒き入れるだけという手軽さは、一度使うと手放せません。
  • 集魚効果がすごい!堤防の人気ターゲットに効果大 集魚効果も文句なし!アジ、サバ、イワシといった定番の魚から、今回楽しませてくれたグレ(メジナ)やチヌ(黒鯛)まで、堤防に集まるさまざまな魚を強力に引き寄せてくれます。
  • 無駄のない「700g使い切りサイズ」 重すぎず、少なすぎない700gという容量が絶妙。ちょっと数時間楽しむ時や、サブのエサとして持っておくのにも「ちょうど良い使い切りサイズ」です。

いつも使っているエサに迷いがある方や、とにかく手軽に魚を寄せたい初心者の方にも、自信を持っておすすめできる秘密兵器です!サで反応が渋い時や、確実に魚の姿を拝みたい時のために、バッグに一つ忍ばせておくと安心ですよ!


千葉の海はやっぱり最高!いつか外房でリベンジを

今回は外房開拓を目指して出発し、一時は勝浦での「釣り禁止」に絶望しかけました。しかし、思い切っていつもの南房へ移動したことで、メジナの数釣りに大物アイゴの強烈な引き、そしてのんびりとした宿泊釣行と、結果的には大満足の旅となりました。

海なし県の埼玉県民にとって、千葉の海は毎回新しい発見と癒やしをくれる、本当にかげがえのない大切な場所です。

今回は勇気が出ずに通り過ぎてしまった外房の漁港たちですが、釣り好きなら誰もが竿を出したくなるような良さげなポイントの数々は、今も頭から離れません。「次は必ずあの堤防で竿を出すぞ!」と、密かなリベンジを心に誓っています。自分のフィールドを広げる冒険は、まだ始まったばかりです。

皆さんも、たまには予定通りの釣りではなく、あえて流れに身を任せた「寄り道釣行」を楽しんでみてはいかがでしょうか?いつもの場所の良さを再確認しつつ、新しい海への想いを馳せる……そんな釣りの楽しみ方も、また乙なものですよ!(ただし、アイゴの毒棘にはくれぐれもご注意くださいね😄!)

それでは、今回の記事も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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