[太東漁港]釣り場ガイド|釣り禁止エリアや釣れる魚の情報まとめ

釣り初心者
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千葉県いすみ市にある太東漁港は、外房ならではの豊かな魚影と足場の良さが魅力の釣りスポットです。サビキ釣りでアジやイワシを狙う初心者やファミリーはもちろん、ぶっ込み釣りでクロダイやシーバスを狙うベテランアングラーまで、幅広いスタイルで楽しめます。

本記事では、アクセス方法・駐車場・トイレといった基本情報から、シーズンごとに釣れる魚や釣り禁止エリアの情報まで、太東漁港で釣りを楽しむために役立つ情報をまとめました。釣行を計画中の方は、ぜひチェックしてみてください。

筆者
筆者

この記事はこんな方におすすめです!

  • 太東漁港で釣りを計画している方
  • 外房エリアで釣り場を探している方
  • ファミリーフィッシングを楽しみたい方
  • 釣行前に周辺施設などを確認したい方
  • 釣りだけでなく旅行や観光も楽しみたい方

このブログでは、釣り場の最新情報や筆者のリアルな釣行記、初心者でも気軽に試せる釣り方など、釣りに関するさまざまなコンテンツを紹介しています。気になる記事があれば、ぜひゆっくりチェックしてみてください。

釣り場情報に関するご案内とお願い

当ブログの釣り場情報は、インターネットや書籍に加え、筆者自身が現地で確認した内容に基づいています。できる限り正確で新しい情報をお届けできるよう、記事の更新にも随時努めています。

しかしながら、釣りの可否、立ち入り禁止区域、釣り禁止区域、利用ルールなどは、地元自治体や漁協の判断により予告なく変更される場合があります。

そのため、実際に釣行される際は、必ず最新の現地情報や公式の案内をご確認ください。釣り人一人ひとりが安全かつルールやマナーを守り、釣りを楽しみましょう。

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基本情報

このセクションでは、太東漁港を訪れる前に知っておきたい基本情報をまとめています。所在地やアクセス方法はもちろん、駐車場やトイレの有無といった、快適に釣りを楽しむための設備面についても詳しく解説。

また、安全な釣行のために注意すべきポイントや、現地でのルールについてもご紹介しているので、初めて訪れる方やご家族での釣行を予定している方は、ぜひ事前にご確認ください。

なお、釣具店やコンビニなど周辺施設に関する情報は、記事後半のセクションで詳しくご紹介しています。そちらもあわせて参考にしてくださいね。

所在地・アクセス

所在地:〒299-4502 千葉県いすみ市岬町中原24

この住所は、太東P公園(漁港に隣接する公園)を含むエリアに該当し、GPSナビや地図検索にも有効です。車で訪れる際にも、カーナビにこの住所を設定すればスムーズにアクセスできます。

アクセス方法:車でのアクセス

  • 東京方面から: 京葉道路から千葉東金道路に入り、東金ICで降ります。その後、東金九十九里有料道路を経由し、国道128号線を南下。「太東漁港入口」の信号を左折すると、突き当りに駐車場があります。
  • 茂原・市原方面から: 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の茂原長南ICから国道128号線へ。国道128号線を南下し、「太東漁港入口」の信号を左折してください。

駐車場

駐車場(太東海水浴場):無料で利用でき、トイレや自販機などの基本設備も整っています。広い駐車場ですが、休日やシーズンは海水浴客やサーファーで混雑しやすいので、時間帯には注意が必要です。

漁港駐車スペース:船揚場の近くにある駐車エリアです。利用する際は、漁業関係者の作業や通行の妨げにならないよう、周囲に十分配慮して駐車しましょう。

トイレ

太東岬公園多目的トイレ:駐車場に隣接したシャワーもあるトイレです。

太東漁港の注意事項・ルール

太東漁港で釣りをする際は、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。安全かつ気持ちよく釣行できるよう、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。

1. 湾内は全面釣り禁止

太東漁港の「湾内」は釣り禁止エリアとされています。漁業や安全上の理由から、この区域では絶対に釣りをしないようにしましょう 。

2. 右側堤防も立ち入り・釣り禁止

港の海向かって右側の堤防は、立ち入り禁止看板や注意書きがあり、おそらく釣りをしてはいけない場所です。釣行の際は、自治体や漁協の最新情報を確認して下さい。

3. 外海は高波に注意

太東漁港の湾内は比較的波が穏やかですが、外海に面した堤防は波が高くなりやすい傾向があります。釣行の際は、波の状況に十分注意し、ライフジャケットを着用するなど、安全対策を徹底しましょう。

4. 夏季は海水浴場との共存に注意

太東漁港は海水浴場に隣接しているため、夏場は多くの海水浴客やサーファーで賑わいます。その影響で釣りポイントや駐車場が混雑しやすく、場合によってはアクセスが制限されることもあります。釣行の際は、海水浴客やサーファーとのトラブルを避けるため、周囲に十分配慮して楽しみましょう。

太東漁港で釣れる魚

九十九里浜の南端に位置する太東漁港は、砂地の広がる海岸でシロギスを狙えるほか、外海に面した堤防ではシーバスやクロダイも狙える人気の釣り場です。群れが回遊すれば、サビキ釣りでアジやサヨリなどの回遊魚を狙うこともできます。

季節ごとに釣れる魚が変わるため、初心者からベテランまで、さまざまな釣りスタイルで楽しめるのが魅力です。ここでは春夏秋冬に分けて、太東漁港で狙える魚を紹介します。

季節狙える魚
(3月〜5月)クロダイ イシモチ カサゴ カレイ
(6月〜8月)アジ クロダイ シロギス イシモチ カサゴ マゴチ
(9月〜11月)アジ クロダイ シロギス イシモチ サヨリ スズキ マゴチ
(12月〜2月)サヨリ スズキ カサゴ カレイ ヒラメ
太東漁港で釣れる魚種

以上が代表的なターゲットですが、そのほかにも春先から夏にかけてはイワシ、夜釣りではメバルを狙うアングラーも少なくありません。


初心者が狙いやすい魚から、ベテランアングラー向けのターゲットまで幅広く狙えるため、自分のスタイルに合わせて釣りを楽しめるのも太東漁港の魅力です。

太東漁港でおすすめの釣り方とタックル

太東漁港は、初心者でも手軽に楽しめる釣りから、ベテランが腕を試したくなる本格派の釣りまで、幅広いスタイルに対応できるフィールドです。

このセクションでは、太東漁港で人気の釣り方と、そのスタイルに合ったタックルを紹介します。もちろん、いつでも釣果が保証されるわけではありませんが、これから釣りに行く予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

投げ釣り

太東漁港周辺の砂地エリアは、投げ釣りにぴったりのポイントです。シロギスやイシモチをメインターゲットに、遠投して広範囲を探るのが基本ですが、ちょい投げでもOK。

仕掛けはシンプルな天秤仕掛けが主流なので、初心者でも挑戦しやすい釣り方です。春から秋にかけてがベストシーズンで、ファミリーフィッシングにもおすすめです。

おすすめタックル

  • 竿:3.6〜4.2mの投げ竿
  • リール:中型スピニングリール(3000〜4000番)
  • ライン:ナイロン3号またはPE0.8〜1号
  • 仕掛け:天秤+キス仕掛け(針7〜8号)
  • エサ:アオイソメ ジャリメ
初心者にもおすすめの投げ釣り用ロッド(リールセット)
初心者にもおすすめの投げ釣り用仕掛け

ぶっ込み釣り

外海に面した堤防では、クロダイやシーバスなどの大物を狙うぶっ込み釣りが人気。青イソメやカニ、サバの切り身などをエサにして、底をじっくり狙います。アタリが出るまで時間がかかることもありますが、一発大物を仕留めたい方におすすめのスタイルです。

おすすめタックル

  • 竿:3〜4mの磯竿または堤防用の強めのロッド
  • リール:中〜大型スピニングリール(4000〜5000番)
  • ライン:ナイロン4〜5号
  • 仕掛け:オモリ固定式のぶっ込み仕掛け(ハリス2〜3号、針チヌ2〜3号)
  • エサ:イワイソメ(マムシ) エビ カニ 魚の切り身
初心者にもおすすめのぶっ込み釣り用ロッド
初心者にもおすすめのぶっ込み仕掛け

ウキ(フカセ)釣り

ウキ釣りは、港内から堤防まで幅広く楽しめる釣り方です。ターゲットはクロダイやメジナ、タイミングよってはサヨリやアジといった回遊魚も狙えます。仕掛けを流しながら自然にエサを漂わせることで、食い渋りの時でもヒットにつなげやすいのが魅力。初めてでもコツをつかめば釣果を上げやすい釣り方です。

おすすめタックル

  • 竿:4〜5mの磯竿(1.5〜2号)
  • リール:小〜中型スピニングリール(2500〜3000番)
  • ライン:ナイロン2〜3号
  • 仕掛け:棒ウキ仕掛け、エサはオキアミや青イソメ
  • エサ:オキアミ アオイソメ 練り餌
初心者にもおすすめのウキ(フカセ)釣り用ロッド
初心者にもおすすめのウキ(フカセ)釣り用仕掛け

太東漁港の人気ポイント

太東漁港では湾内が釣り禁止となっており、さらに右側の長い堤防も立ち入り禁止のため利用できません(2025年当ブログ調べ)。実際に釣りが楽しめるのは、海水浴場側と中央に位置する堤防が中心となるでしょう。

海水浴場側の堤防

海水約定側のポイントでは、投げ釣りでシロギスやイシモチを狙うのが基本です。ただし、このポイントで特に注意したいのが波の影響。

外海に面しているため、状況によっては波が大きくなりやすく、足場も濡れて滑りやすく不安定なことがあります。そのため、初心者やファミリーフィッシングにはあまりおすすめできません。

釣行する際は、急な状況変化に備え、すぐに撤収できる体制を整えておくことが重要です。

海水浴場側ポイント1

海水浴場側のポイント1

このポイントで注意しなければならないのは、キャスト方向と波の状況です。海水浴客やサーファーがいる場合は、沖方向にキャストするよう心がけましょう。また、風がなく波も穏やかな日でも、釣行前は少し様子を見てから竿を出すことをおすすめします。

海水浴場側ポイント2

海水浴場側ポイント2

海に向かってまっすぐ伸びる堤防も一応ポイントにはなっていますが、実際には釣り人の姿はあまり多くありません。釣行の際は、波の様子をよく確認し、無理をせず安全第一で行動しましょう。

中央堤防

太東漁港のメイン釣りポイントは、中央に位置する堤防です。周辺にはサーフやテトラ帯もあり、さまざまな魚種が狙えるうえ、自分好みの釣り方が楽しめるでしょう。

中央の堤防は、海に向かってまっすぐ伸びる堤防と、漁港右に向かって伸びる2本の堤防があります。

中央堤防ポイント1

海に向かってまっすぐ伸びる堤防は、左側が足場の安定したエリアで釣りやすい一方、先端や右側はテトラ帯となっているため足元には注意が必要です。

ここでは、ぶっ込み釣りでクロダイやスズキを狙ったり、投げ釣りでシロギスを狙うのが定番。

中央堤防ポイント2

右に向かって伸びる2本の堤防がありますが、湾内が釣り禁止のため、足場がテトラになる外海側の堤防での釣りになります。

テトラが多いため、穴釣りで根魚を探ってみるのも良いでしょう。

釣り場を訪れた筆者の感想

筆者が太東漁港を訪れたのは、6月の平日でした。この日は風もなく穏やかな天気でしたが、サーファーの姿が目立ち、釣り人はわずか3組ほど。特に海水浴場側の堤防は、静かな日にもかかわらず波しぶきが激しく、正直なところ竿を出す気にはなれませんでした。

また、湾内が釣り禁止となっているため、実際に竿を出せるポイントは限られています。全体として、初心者やファミリーフィッシングにはあまり向かない印象を受けました。

これから訪れる方は、海水浴客やサーファーが多いシーズンや時間帯は避け、しっかりとした装備を整えたうえで釣行に臨むことをおすすめします。

太東漁港で釣果アップさせるコツ

釣果を伸ばすためには、いくつかのコツを押さえておくことが大切です。これは太東漁港に限った話ではなく、どの釣り場にも共通して言えるポイントでもあります。なかなか釣れずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

時間帯はマズメ時を狙う

朝まずめ(夜明け前後)と夕まずめ(日没前後)は、多くの魚が活発にエサを追う時間帯です。特にシーバスやクロダイ、青物はこの時間帯が狙い目。昼間は渋い時間もあるので、効率よく釣行するならマズメ中心がベストです。

変化のある場所を探す

魚は海底の地形やストラクチャー(障害物)に身を潜めていることが多いです。

堤防の継ぎ目や角、港内の船道、岸壁の壁際など、水深や潮の流れに変化がある場所は、魚の通り道や隠れ家になっている可能性があります。

ぶっ込み釣りをする際は、海底が砂地だけでなく、ゴロタ石や海藻が混じるポイントを狙うと、根魚や大型のクロダイが釣れるチャンスが増えます。

潮が動き出すタイミングを狙う

釣果を伸ばしたいなら、「潮の動き」に注目しましょう。魚は基本的に潮が動いているときに活発にエサを追います。特に、満潮・干潮の前後1〜2時間はチャンスタイム。潮止まりの時間帯は魚の活性が下がりやすいため、その前後を狙って釣りを始めると効率的です。

釣行計画を立てる際は、あらかじめ潮見表をチェックし、潮の変わり目に合わせてポイントに入るようにすると、釣果アップが期待できます。

周辺情報

このセクションでは、釣りの準備に欠かせない釣具店や、買い出しに便利なコンビニなど、釣行前後に立ち寄りたい施設を紹介。さらに、釣りの合間に立ち寄れる観光スポットや、釣り旅行に最適な宿泊施設まで幅広く掲載しています。

日帰り釣行だけでなく、旅行を兼ねた釣り計画にも役立つ情報満載です。釣り+αの楽しみ方も見つけたい方は、ぜひマップをチェックしてみて下さい。

釣具店

太東漁港のすぐ近くには「堀込釣具店」があります。ただし、店内の詳細や品揃えについては確認できていないため、事前に問い合わせておくと安心です。
また、少し足を伸ばせば「ヤックスドラッグ大原店」もあり、こちらは日用品に加えて釣具も取り扱っているため、飲食類の調達も併せてできて便利です。

コンビニ・スーパー

太東漁港から最寄りのコンビニは、「セブンイレブン 岬中原店」になります。筆者個人的には、「スーパーセンター レオ岬店」をおすすめします。

観光スポット

太東漁港での釣りとあわせて楽しみたい、周辺のおすすめ観光スポットもご紹介します。釣行だけでなく、カップルやファミリーでの小旅行にもぴったりなエリアなので、観光を組み合わせて充実した一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

太東埼灯台

太東漁港からほど近い高台にある灯台で、太平洋を一望できる絶景スポットです。晴れた日には水平線まで見渡せ、釣行の合間に立ち寄るのにぴったり。

海の駅九十九里

九十九里エリアの海産物やお土産が揃う観光施設。地元の新鮮な魚介や加工品が手に入り、ランチや休憩スポットとしてもおすすめです。

大原漁港 港の朝市

毎週日曜日に開催される朝市では、旬の魚介類や地元の新鮮な野菜がずらりと並び、活気ある雰囲気を楽しめます。釣り帰りや観光の合間に、タイミングが合えばぜひ立ち寄ってみてください。

宿泊施設

釣りや観光で太東漁港を訪れる際に便利な、周辺の宿泊施設をご紹介します。釣りの疲れを癒やし、翌日の釣りに備えるのに最適です。

九十九里ヴィラそとぼう

九十九里浜を望む落ち着いたロケーションにある「九十九里ヴィラそとぼう」は、釣行の拠点としてぴったりな宿泊施設です。シンプルで快適な客室と、美しい海を楽しめる環境が魅力。太東漁港からもアクセスしやすく、早朝釣りを計画している方にもおすすめです。


九十九里浜最南端、太東埼灯台が照らすオーシャンフロントホテル。海、川、山に囲まれた絶好のロケーション。コスパの良さで口コミも良。

HOTEL R9 The Yard いすみ

コンパクトでありながら機能性に優れた「HOTEL R9 The Yard いすみ」は、車で釣りに来る方に特に人気。駐車場付きで、24時間チェックイン可能なので、夜釣りや早朝出発にも対応しやすいのが魅力です。


ホテル周辺には釣り場・サーフィンポイント多数◎マリンアクティビティを楽しむのにピッタリ!独立客室には快適に過ごせる各種設備あり【駐車場至近&無料】

ALL SEASON RESORT No.4 天空

太東漁港から車で約15分。広大な敷地にグランピングテントや貸別荘が点在する、アウトドア好きにはたまらない施設です。BBQ設備や焚き火スペースも充実しており、釣った魚をその場で調理して楽しむこともできます。豊かな自然の中で、非日常的な時間を過ごしたい方にぴったりです。


ALL SEASON楽しめる1棟貸の完全プライベート別荘!

太東漁港で釣りを楽しみましょう

太東漁港は、外房エリアならではの豊かな魚影と、多彩な釣りスタイルが楽しめるスポットです。ただし、湾内の釣り禁止エリアや立ち入り制限、季節による混雑状況には注意が必要です。

シロギスやアジを狙う初心者から、クロダイやシーバスを狙うベテランまで幅広く対応できるため、自分のスタイルに合った釣り方とタイミングを選ぶことが、釣果アップのポイント。

釣行の際は、事前に潮見表や天候を確認し、安全装備を整えて出かけましょう。観光スポットや周辺施設も充実しているので、釣りと合わせて充実した一日を過ごせるはずです。

それでは、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

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