釣りを愛する人にとって、釣具は思い出や愛着が詰まった大切なアイテムです。しかし、不要になった釣具の処分方法に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?不要な釣具をただ捨てるのは、環境への負荷につながります。近年、注目されているSDGsの観点からも、不要なものを適切に処分することは重要です。
本記事はこんな人におすすめです。
・不要になった釣具が眠ったまま家にある
・釣具の処分方法について今更誰にも聞けない
・釣具のリサイクル方法を知りたい
本記事では、不要になった釣具のリサイクル方法や、適切に処分する方法を合わせて7つ紹介します。意外と知らない役立つ知識ですので、釣り好きの人はぜひ参考にしてください。
捨てる前にチェック!処分方法を決めるポイント
釣具を処分する前に、釣具の状態や種類、価値などを確認することが重要です。完全に使用できない状態であれば処分するしか方法はありませんが、まだ使用できる状態であれば、お金に変えたりリサイクルすることも可能です。
処分方法を決めるポイントを紹介しますので、参考にしてください。
釣具の状態
不要になった釣具はまだ使用できる状態なのか、修理も不可能なほど破損や劣化した状態なのかで分別します。
使用できるものであれば、売却したり必要としている人に譲ったりできます。完全に使用も修理も不可能な状態であれば、ゴミとして処分する方法を選びましょう。
まだ使える状態なのか、完全に使えない状態なのかをチェック
釣具の種類
釣具を処分する場合は、種類別に分けて大きさや素材をチェックすることも重要です。ロッドやリール、ルアーなど大きさや素材が異なるため、処分方法は変わってきます。
ロッドを例に挙げると、短いものであれば不燃ゴミとなりますが、一定の長さ以上であれば粗大ゴミとして処分しなければなりません。
処分する釣具を大きさや素材など種類別に分ける
釣具の価値
不要になった釣具は、処分する前に価値を確認することが重要です。限定品や人気モデルは希少価値があり、状態や付属品の有無などによっては高値で取引されることがあります。一方で、一般的なもので使用できないのであれば、市場価値はほとんどないと言えるでしょう。
しかし、個人的な思い出や愛着のあるアイテムは、金額では表せない価値があります。そのため、無理して処分せずに、大切に保管しておくことも一考です。
市場価値があるかないか、個人的に価値があるかないかを確認
釣具のリサイクル活用と処分方法7選
釣具を処分する方法はいくつかありますが、釣具の状態や価値などによって処分方法を変えることが重要です。釣具のリサイクル方法を5つ、適切な処分の方法を2つ、合わせて7つ紹介しますので、参考にしてください。
リサイクル活用方法
釣具をリサイクルする方法とは、ゴミとして処分するのではなく、必要としている人に再利用してもらう方法です。買取サービスを利用したり、寄付や譲渡をすることで、自分の手元から離れても釣具として使い続けられます。SDGsやeco(エコ)活動につながる方法ですので、まだ使用できる釣具はリサイクルしましょう。
釣具買取サービスを利用する
不要になった釣具を処分する方法として、一番おすすめなのが釣具買取サービスを利用する方法です。釣具の買取を行っているリサイクルショップなどもありますが、釣具を専門に扱っている店舗の方が安心できます。
自分で状態や価値が判断できない方は、とりあえず問い合わせてみるのも良いでしょう。
①釣具買取専門店 WAVE(ウェイブ)
まとめ売りで買取額がアップするチャンスがあるので、複数の釣具をまとめて売りたい人におすすめです。出張・宅配・店頭と3つの査定方法の中から選ぶことができます。また、金額がつかないアイテムは、無料で回収してくれるサービスも魅力的です。
②中古釣具の買取専門店 釣具買取ナンバーワン
ナンバーワンは、釣具買取実績が業界でトップクラスですので、安心感があります。査定方法が出張・店頭・電話・WEB・LINE・法人の6つの中から選べるのも便利です。
③アウトドア商品買取専門店 マウンテンシティ
釣りと合わせてキャンプやバーベキューなど楽しんでいる人であれば、不要になったアウトドア用品もあるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、アウトドア用品全般を扱っているマウンテンシティです。出張や宅配だけでなく、査定やキャンセルにも費用はかからないので、初めて利用する人でも安心できます。
フリマアプリやオークションで販売する
自分の大切な釣具だからこそ、自分で価値を決めて、納得できる相手に売りたいといった人にはフリマアプリやオークションがおすすめです。多くの人の目に触れることで、予想以上の価格で取引が成功する可能性もあります。日常的にメルカリやヤフオクなどを利用している人であれば、手軽で簡単に販売できるでしょう。
リサイクルショップに持ち込む
釣具をリサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらうのも処分方法の一つです。リサイクルショップを利用する際は、店舗によって査定基準や買取価格が異なるので、複数のショップで査定してもらうことをおすすめします。状態が悪く汚れがひどいものは買取の対象とならない場合があるので、できる限り良い状態で持ち込みましょう。
寄付または譲渡する
自分にとっては不要になった釣具でも、まだ使用できる状態のものであれば、必要としている人に寄付したり譲渡したりするのも良いでしょう。友人や知人、SNSを通じて繋がった同じ趣味を持つ人など、大切に使ってくれる人に譲渡すれば、自分も相手も嬉しいはずです。
もしくは、寄付活動に参加したりNPO団体などに寄付をすれば、社会貢献にも繋がります。
自分でリメイクする
長年使用した大切な釣具であれば、自分の手元にずっと置いておきたいという人もいるでしょう。そんな人には釣具をリメイクする方法がおすすめです。壊れてしまっていれば、一部を修理したり交換することでまた使用可能になります。
または、釣具としてではなくインテリアや別の利用方法を考えるのも良いでしょう。簡単なリメイク術に関してはこの後解説しますので、そちらも参考にしてください。
釣具の適切な処分方法
修理も不可能なほど破損や劣化してしまった釣具は、残念ですがゴミとして適切に処分しましょう。その方法としては、家庭ゴミとして処分する方法と不用品回収業社を利用する2つです。
家庭ゴミとして処分する
不要になった釣具を家庭ゴミとして処分する際には、自治体によってルールが異なるので注意が必要です。基本的には不燃ゴミとして扱われることが多いようですが、素材によっては危険物などに分類されることもあります。
また、大きさによっては粗大ゴミとなり、費用がかかることもあります。釣具をゴミとして処分する際は、必ず自治体のルールに従いましょう。
不用品回収業社を利用する
釣具に限らず不用品を処分する場合、不用品回収業社を利用するのも便利です。多くの釣具をまとめて処分したい、または、釣具以外の不用品も合わせて処分したい方などにはおすすめします。
不用品やゴミに関して専門知識のある業者を利用することで、SDGsやエコ(eco)な活動にもつながるでしょう。不用品回収業社を利用する場合は、見積もりを依頼してから、日時や費用を比較して選ぶことをおすすめします。
不用品回収に関する詳しい内容は、画像リンクから公式サイトを確認してください。
釣具の簡単リメイク術
捨てるにはもったいない…でも使い道もない…そんな釣具をリメイクで蘇らせてみませんか?釣具のリメイクは意外と簡単で、しかも自分だけのオリジナルアイテムとして楽しみながら作ることができます。思い出や愛着のあるアイテムを手放せない人は、釣具をリメイクしてみましょう。
オリジナル釣具として蘇らせる
釣具の一部が壊れてしまっても、壊れてない部分を使用することで、オリジナルの釣具として蘇らせることが可能です。メーカーが違っても、サイズさえ合えばロッドでもリールでも組み合わせることができます。
また、ルアーや小物の塗装が取れてしまっても、シールや塗料で修復すれば自分だけのデザインの釣具となるでしょう。ルアーをカスタマイズするシールはダイソーやセリアにもあるので参考にしてください。
釣り目的以外の新しいアイテムに蘇らせる
オリジナルの釣具として蘇らせることが不可能でも、諦めるのはまだ早いです。釣り目的以外に使い道はないという発想を変えれば、様々なものにリメイクできます。代表的なアレンジの仕方を紹介しますので、リメイクの参考にしてください。
ロッドは長さや丈夫さを活用
ロッドは、その長さや丈夫さを活かすことのできる、家具の支柱や突っ張り棒などにリメイクできます。小物をおくテーブルや棚の支柱として使ったり、長さ調節をして物干しやレールとしても良いでしょう。
リールはインテリアに最適
リールは単体でも、複数を並べても置き物としてインテリアになります。気分や好みでラインの色を変えてみたりするのもおすすめです。
ラインでアクセサリー
ラインは耐久性に優れていて、色や太さもバリエーションがあるので、アンドメイドアクセサリーにリメイクしてみてはいかがでしょう。ラインにビーズを通すだけでも、ブレスレッドやネックレスになります。簡単にできるので、子供と一緒に作るのもおすすめです。
ルアーでキーホルダー
ルアーは針やフックの部分を取り外せば、おしゃれなキーホルダーに早変わりです。狙った魚を初めて釣ったり、大物を釣った記念のルアーとして、使わずに大事に保管している人も少なくないでしょう。
釣具は大切に使用しましょう
釣具に限らず、モノにはいつか使えなくなったり不要になったりする時が訪れます。一方で、使いやすく改良されたりデザインが新しくなったりと、魅力的なアイテムが誕生し続けているのも現実です。サステナブルな暮らしを実現するためにも、環境や次に使う人に配慮して、釣具は大切に使いましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント