ここ最近、柏崎エリアの釣況は正直なところ厳しい状況が続き、不調ムードが漂っていました。期待値を抑え、半ば試行錯誤の釣行となったのですが、この日は状況が違いました。
時合いを迎えると、堤防には本命のアジだけでなく、サバやカマスといった人気ターゲットが次々と回遊し、魚影の濃さから柏崎の「本領発揮」を感じさせる時間帯が訪れました。
不調の雰囲気を払拭する賑やかな釣果、そして極めつけは小さいながらも納竿間際に姿を見せてくれた嬉しいゲストのチヌ。多魚種が揃ったこの結果は、柏崎の海の持つポテンシャルの高さを再確認するものとなりました。
今回の記事では、「柏崎復活!?」を決定づけた、この日の釣行の様子を詳細なレポートでお届けします。

この記事はこんな方におすすめです!
- 最近、なかなか良い釣果に恵まれていない方
- 柏崎の海が今、どんな状況なのかリアルな釣果を知りたい方
- これから釣りを始めたい、または 初心者で手軽な釣果の情報を求めている方
- 釣り動画や釣りブログが好きな方
本ブログでは、この記事以外にも釣りに関する様々な記事を紹介しています。興味のある記事がございましたら、ぜひあわせてチェックしてみて下さい!
🎣 柏崎復活釣行の基本情報

📅 日時・天候・潮回り
今回の釣行は、8月中旬の真夏!本来なら日差しが厳しい時期ですが、この日はラッキーなことに曇り空。昼過ぎから日暮れまでのデイゲームでした。
猛暑の8月、晴天だとすぐに「戦意喪失」してしまいがちですが、曇りのおかげで暑さによるダメージを最小限に抑えられました。おかげで、汗だくでヘトヘトになることなく、最後まで釣りを楽しめました。
この日は中潮で、満潮時刻は14時22分です。狙い目となるのは、16時30分頃から夕マズメにかけてだと思われます。
📍 釣行エリアとターゲット
選んだ釣り場は、このブログでは定番となり、筆者が通いに通い詰めている柏崎港西防波堤。
今回狙うターゲットは、もちろんアジ!シーズンなので「とにかく数を釣りたい!」と意気込み、サビキで回遊魚(アジ・サバ・カマス)をメインに狙います。さらに、ウキ釣りではチヌ(黒鯛)も視野に入れ、欲張りな釣果を目指しました。
柏崎港について詳しく知りたい方は、こちら↓の記事を参考にして下さい。
🐟 メインの釣り方とタックル
手軽さと手返し重視のサビキ釣りをメインに、1匹を大事に釣る時のためにウキ釣りも用意しました。
| 釣り方 | 使用タックル | 仕掛け |
| サビキ釣り | 安価で軽いルアーロッド(持ち運び楽ちん仕様) | ダイソー製サビキ(最強のコスパ!侮れません) |
| ウキ釣り | 1.5号の磯竿(汎用性重視) | チヌ針2号ハリス1.5号(もしもの大物に備えて) |
🍚 使用したエサ
コマセは、常温保存可能なペレットタイプのコマセを準備しました。また、ウキ釣りのための付けエサとしてオキアミを用意しています。常温コマセに関しては、前回の釣りの残りです。
☁️ 実釣レポート:最近不調ムードの柏崎の海は?

いよいよ釣り開始です。正直、ここ最近の柏崎の釣況は厳しさが際立っていました。フグやサンバソウばかり、あるいは貸切状態にもかかわらず魚が全く釣れないという残念な釣行が続いていたため、この日も期待よりも不安の方が強いスタートとなりました。
過去の釣行記に興味がある方は、ぜひこちら↓の記事も参考にしてください!
生命反応あり!期待膨らむ釣り始め
コマセを撒いてみると、海中では魚が群れているのが確認できましたが、この時点では少し濁りがあったため、何の魚種が寄っているのか特定できません。しかし、海に生命反応があるというだけでも、ここ数回の不調から考えると大きな進歩!期待が膨らみます。
開始から数投目で、早速竿に心地よいアタリが!まず釣れたのはコノシロでした。フグやサンバソウといった定番のゲストではない魚種が釣れたことに、安堵と嬉しさを覚えます。

ところが、その後は群れが去ったのか、アタリはパッタリと途絶えてしまいました。
💥 柏崎の「本領発揮」!多魚種祭りでポテンシャル再確認
アタリが止まったため、ちょっと周りの様子を見に行ったり、休憩を挟んだりしているうちに、時刻は午後3時を回っていました。
再び諦めムードが漂い始めた、まさにその時です。ここから柏崎の海の状況が劇的に好転し始めました!

まず、以前も姿を見せていたサンバソウがヒット。そしてついに、待ち望んだ本命のアジが姿を見せました!スズナリの爆釣こそ期待しているのですが、釣れてくるのは一匹ずつ。それでも、アジが釣れ始めたという事実が喜びで、着実に数を伸ばしていきます。

次にサビキにかかったのは、待望の新顔、小サバ。

そして、サイズこそ小さいものの、なんとカマスも顔を出しました!実は、柏崎でカマスを釣ったのはこれが初めてだったため、思わず興奮してしまいました。この多魚種が揃い始めた状況こそ、柏崎のポテンシャルが復活した証です。

そこからはコンスタントにアジ、サバ、カマスが釣れ続け、気がつけば夕マズメの時間帯までにはクーラーボックスには結構な数の魚が入りました。
🏆 ラストを飾る嬉しいゲスト!納竿間際のチヌとの出会い

回遊魚の活性が高まり、コマセも尽きたところで、最後の勝負はウキ釣りに託しました。
ターゲットを大型のチヌやキスに切り替え、タナ(深さ)を海底ギリギリに合わせて勝負します。しかし、釣れてくるのはサビキ同様にアジやサバばかり。魚影の濃さに驚きつつも、そろそろ納竿しようかと考えた、その瞬間でした!
これまでにない強いアタリがあり、竿を通じて伝わってくる引きの強さも明らかに違います。そこまで大きなサイズではなさそうでしたが、最後まで気を抜かず慎重にやり取りを楽しみ、無事に釣り上げたのはチヌ(黒鯛)でした!
リリースサイズではありましたが、ラストのラストで嬉しい魚種が見られたことに、この日の釣行の満足度は最高潮に達しました。
📊 今回の釣果報告と考察

不調からの大逆転となった今回の釣行で、最終的にクーラーボックスを賑わせてくれた魚たちを報告します。爆釣とまではいきませんでしたが、多魚種をコンスタントに釣り上げることができました。
🐟今回の釣果:7魚種44匹
| 魚種 | 匹数 | 備考 |
| アジ | 19匹 | 狙い通り、メインの釣果。この日の柏崎を支えてくれました。 |
| サバ | 11匹 | 小型が中心ながら、アジの合間にコンスタントにヒット。 |
| カマス | 2匹 | 小さかったものの、柏崎で初ゲットの嬉しい新顔。 |
| チヌ(黒鯛) | 1匹 | リリースサイズ。納竿間際のサプライズゲストでした! |
| コノシロ | 1匹 | 釣り始めにアタリをくれたファーストフィッシュ。 |
| サンバソウ | 2匹 | 釣り開始直後と、時合の始まりに姿を見せてくれました。 |
| フグ | 8匹 | 序盤の不調ムードを象徴する、お馴染みのゲスト。リリース。 |
🌟 今回の「復活」を支えた考察
今回の好釣果は、天候が曇りだったことで集中力が持続できたことに加え、時合を逃さなかったことが大きな勝因だと考えられます。柏崎の海は、潮や時間が変わり始めると一気に状況が変わるということを改めて実感しました。
柏崎でおすすめのサビキ仕掛けとコマセ
今回は使用しませんでしたが、柏崎でおすすめのサビキ仕掛けとコマセを紹介します。以前、近くの釣具屋にマルキューの方が来ていて教えてもらったものですので、筆者より信頼できるはずです。(笑)
🎣 夢は大きく!柏崎の海で大物を釣る日まで

今回の釣行で、私たちは柏崎の海が持つ計り知れないポテンシャルの高さを再確認しました。不調ムードを一掃し、これほど多魚種がコンスタントに顔を見せてくれるのは、やはりこの釣り場が持つ底力に他なりません。
サビキで回遊魚のお祭りを楽しめるだけでなく、納竿間際にチヌのような大物ゲストに出会える可能性があることが分かりましたが、実は筆者はまだ、ここ柏崎で本当に納得のいく大物を釣り上げたことがありません。
しかし、そのポテンシャルは確かです。次は今回出会えなかった大物サイズのチヌや、さらなるサプライズフィッシュを求めて、いつか目標を達成するその日まで、柏崎の海へ通い続けたいと思います!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!




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