新潟県糸魚川市にある能生漁港。魚影が濃くアクセスも良いため、県外からも多くの釣り人が訪れる人気スポットです。
実は以前、釣り場調査の際にこの場所を訪れて以来、「いつかここで釣りをしてみたい」と思い続けてきました。今回、ようやく念願の初釣行が実現!
4月に入り徐々に釣果も上がり始めていると聞いて、「これは期待できそうだ」と胸を高鳴らせて向かったのですが……
結果はまさかの苦戦。予想とは裏腹に、思うような展開にはなりませんでした。
今回は、そんな初めての能生漁港釣行の様子とリアルな釣果をレポートします。
初心者でも気軽に楽しめるシンプルな釣り方や道具もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事はこんな方におすすめです!
- 新潟・糸魚川周辺で釣りをしてみたい方
- 能生漁港の釣り場や釣果が気になる方
- 旅行や観光ついでに手軽に海釣りを楽しみたい方
- 初心者でも手軽に釣りを楽しみたい方
- リアルな釣行記が好きな方
このブログでは、釣行記以外にも、釣り場の情報や初心者向けの釣り方など、さまざまな釣りの記事を発信しています。気になる記事があれば、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
能生漁港ってどんな釣り場?

新潟県糸魚川市にある能生漁港は、県内外から多くの釣り人が訪れる人気スポット。国道沿いにありながら、広々とした堤防と自然に囲まれたロケーションが魅力で、のんびりと釣りが楽しめます。
港内と外海の両方に面しているため、釣れる魚種も豊富。季節ごとにいろいろなターゲットを狙えるのも、釣り人にとって大きな魅力です。
能生漁港に関しては、こちらの↓記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にして下さい。
初心者からベテランまで釣りが楽しめる
能生漁港は、多種多様な魚が釣れることで知られ、初心者からベテランまで幅広い釣り人が楽しめる人気のスポットです。漁港内は比較的波が穏やかで、足場も安定している場所が多く、お子さん連れのファミリーフィッシングにも最適。
アジやイワシ、サヨリといった小型回遊魚から、時期によってはクロダイや青物、根魚などの大物も狙えます。ターゲットに合わせて、様々な釣り方が楽しめるのも魅力と言えるでしょう。
アクセスが良く周辺施設も充実
能生漁港は、アクセスの良さと周辺施設が充実していることも大きな魅力です。北陸自動車道・能生ICから車でわずか数分という好立地で、遠方からの釣り人も訪れやすいのが特徴。
さらに、漁港に隣接して道の駅「マリンドリーム能生」があるため、釣りの準備や休憩、トイレ、食事、お土産の購入にも困りません。新鮮な海の幸が味わえる飲食店や、活気あふれる鮮魚センターもあるので、釣りの合間や帰りに立ち寄るのもおすすめです。
セブンイレブンで釣具とエサが買える
道の駅「マリンドリーム能生」に併設されたセブンイレブンでは、なんと釣具やエサが販売されています。
種類こそ多くはありませんが、必要最低限の道具はしっかり揃っているので、手ぶらで訪れても安心です。
旅行や観光で立ち寄った際、もし時間に余裕があれば、そのまま気軽に釣りを楽しむことができます。
「ちょっとやってみようかな」という軽い気持ちで始められるのも、能生漁港の大きな魅力です。
今回の釣りスタイルとタックル

今回の釣りは、観光の合間にほんの少しだけ竿を出すという、超ライトスタイルの気軽な釣行でした。
準備や片付けに手間をかけず、サッと始めてサッと終われるスタイルなので、釣り初心者の方や女性にもぴったりです。
ここでは、そんな手軽な釣りに使用した今回のタックルとエサをご紹介します。
これから釣りを始めてみたい方や、旅行のついでにちょっとだけ竿を出してみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
初心者にもおすすめの釣り方と仕掛け
今回メインとなった釣り方は、探り釣りとサビキ釣りを組み合わせたようなシンプルなスタイルです。
とはいえ、どちらの釣り方の面倒な部分は省いてあるので、仕掛けも簡単で、特別なテクニックは一切不要。初心者でも気軽に楽しめます。
準備するのは、胴付き仕掛けとサビキ用のカゴ。
ロッドはこだわらなくてもOKで、流さずに足元を狙うだけなら、短めの竿でも十分です。
仕掛けの組み方も簡単で、道糸に針付きの胴付き仕掛けを結び、オモリの代わりにサビキカゴをセットするだけ。これで完成です。
この釣り方の魅力は、シンプルなだけでなく、仕掛けの応用が利くこと。
たとえば、針をサビキ針からアジやチヌ用に変えたり、コマセが不要な場合はカゴをオモリに変えたりと、状況に応じてアレンジが可能です。
能生漁港に限らず、どこの漁港や堤防でも活用できる万能なスタイルなので、ぜひ試してみてください!
エサはオキアミとダイソーアミエビのみ

今回用意したエサは、付けエサの定番オキアミと、コマセ代わりに今話題のダイソーアミエビです。個人的に「オキアミで釣れない日は何を付けても釣れない」というジンクスがあるので(笑)、オキアミだけは必ず用意するようにしています。
今回のような限られた時間でのちょい釣りを考えると、冷凍アミエビは量が多くて解凍時間もかかり、正直不向きです。その点、常温保存が可能でそのまま使えるダイソーのアミエビは、お手軽釣行にはピッタリと思いました。
ダイソーアミエビでも釣れるか釣れないかの検証については、近々別の記事でじっくりご紹介する予定なので、どうぞお楽しみに!
当日のコンディション
釣行日は4月中旬。天気は晴れ時々曇り、風もほとんどなく、海はとても穏やか。
まさに釣りをするには快適なコンディションでした。
ただし、釣りを開始したのはちょうど正午。満潮の潮止まりというタイミングで、魚の活性はあまり期待できない時間帯です。
釣り場に到着してまず目に入ったのは、すでに竿を出していた数人の釣り人たち。様子をうかがってみると、皆さん表情はどこか渋めで、釣果もいまひとつの様子。
そんな中、限られた時間での短時間釣行。果たしてこの状況で、一匹でも魚を手にすることができるのでしょうか…?
いざ、能生漁港で実釣スタート!

本当は外海側やミオ筋(潮通しのいい人気エリア)を狙いたかったのですが、到着時にはすでに先客が。これはもう仕方ありません。
釣り場に着いてから約10分ほどでタックルを準備し、さっそくコマセを数回ほど撒いて様子を探ってみることに。
「これで小魚たちがワラワラと寄ってくるだろう」と期待していたのですが…2回、3回と巻いてもまさかの無反応。
思わず、「もしかして、ダイソーのアミエビが嫌われてる…?」と、エサに責任を押し付けたくなるほどの静けさです(笑)。
しかしながら、釣りは実際に仕掛けを落としてみなければ分からないもの。
気を取り直して、まずは足元に第1投。棚(水深)を探るために仕掛けをゆっくり落としてみます。
海はやや澄んでいて、濁りはほとんどなし。ただ、底までは目視できません。
感覚的には2〜3メートルといったところでしょうか。思っていたよりもかなり浅く、不安がじわじわと押し寄せてきます。
まさか…アタリがない!?魚はどこへ?
とりあえず仕掛けを回収してみると……
コマセはきれいさっぱりなくなっているのに、オキアミはまるで新品のように無傷で帰還。
釣り人なら誰しも心当たりがあると思いますが、この「付けエサがキレイに残ってくる瞬間」って、じわっとモチベーションが下がるんですよね…。
「まだ始まったばかりだし、これからこれから」と気を取り直し、オキアミを何度も付け替えては投入。
しかし、竿先は沈黙を守ったまま、まったく変化なし。
竿先と手元に全神経を集中し、わずかな変化でも見逃すまいとじっと待機。
時にはアクションを入れて誘ってみたり、ポイントを少し変えてみたり、タナ(水深)を調整したりと、できることは一通り試してみます。
それでも、状況はまったく変わらず。
「えっ、魚はどこへ?」と、だんだん焦りにも似た気持ちがじわじわと湧いてきます。
魚影が濃いことで知られる能生漁港。
普通の漁港なら、どこかしらを探れば何かしら反応があるものなのに……
まさかの無反応。
魚の気配はどこにもなく、頭の中は「なぜ?なぜ?なぜ?」のエンドレスリピート。
期待が大きかっただけに、かなりのダメージを受けました。
釣れないのは自分だけ?周りの釣り人の様子
気づけば時間だけが過ぎていき、釣りを開始してから1時間経過していました。
周囲には数人の釣り人。みなさん堤防のあちこちで竿を出していましたが、こちらもほぼ無言の構え。
ときおり顔を上げるも、釣れた様子はナシ。誰もが仕掛けをいじったり、ぼーっと海を眺めたりと、完全に“待ち”の時間。
ちょっとホッとしたような、でもそれってつまり…
今日は全体的に“激渋モード”確定のようです。
苦戦!?いや惨敗…無念の納竿
周囲の“同志”たちも苦戦している様子を見て、
「せめて自分が1匹でも釣り上げて、一矢報いたい!」という一心で粘ってみたものの、状況はまったく変わらず…。
結局、最後までアタリらしいアタリすら一度もなく、釣果ゼロという潔すぎる結果に終わってしまいました。
「苦戦」なんて言葉では生ぬるい、完全なる“惨敗”。
釣り開始から約2時間――無念の納竿です。
ビギナーズラックも不発に終わった能生漁港での初釣行は、悔しさ半分、なぜかほんの少しの清々しさも混じった、不思議な余韻を残して幕を閉じました。
お手軽スタイルだったため、悔しさの余韻に浸るまもなく片付けはあっという間に完了。
次こそリベンジ!今度こそ魚と出会えるように――
そんな思いを胸に、静かに広がる能生漁港を後にしたのでした。
今回の釣果と釣り場の感想

釣果はゼロという結果に終わったものの、能生漁港にはまた来たくなる魅力がありました。今回はその感想と、次回への意気込みをまとめます。
釣果はゼロ…それでも得られた次回への期待
今回は残念ながら、釣果はゼロという厳しい結果になってしまいました。
まさか、ここまで何も反応がないとは…正直、かなり堪えました(笑)。
でも、だからこそ「次はどうすれば釣れるのか?」と考える楽しさが湧いてくるのが釣りの不思議な魅力。
釣れなかったからこそ見えてくる改善点も多く、次回に向けての意欲はむしろ高まりました。
時間帯や場所、仕掛けのバリエーションなど、リベンジに向けての作戦はすでに頭の中で進行中です!
釣り場としてのポテンシャルは高い
今回こそはまさかの惨敗に終わってしまいましたが、能生漁港そのものは非常に魅力的な釣り場だと強く感じました。
何より、足場が良く広々としたスペースが確保されているため、ファミリーや初心者の方でも安心して釣りを楽しめる環境が整っています。また、常に聞こえてくる好釣果の情報や、狙える魚種の豊富さ、そして釣り方の選択肢の広さも、釣り心をくすぐる大きなポイントです。
さらに、釣り場のすぐ近くに道の駅やコンビニがあるという利便性の高さも能生漁港の魅力。観光とセットで気軽に立ち寄れる点は、他にはない大きなアドバンテージだと感じました。
今回は残念ながらタイミングに恵まれませんでしたが、釣れる条件が揃えば、きっと素晴らしい体験ができるポテンシャルのある釣り場です。必ずリベンジして、能生漁港の本当の魅力を味わい尽くしたいと思います。
能生漁港への感謝とリベンジの気持ちを込めて

今回は、期待を胸に臨んだ能生漁港での初釣行でしたが、結果はまさかのボウズ(釣果ゼロ)という悔しい展開に…。
それでも、短い時間でも竿を出せる手軽さや、釣り人に優しい環境は大きな魅力でした。
「今回はたまたま運が悪かっただけ」と自分に言い聞かせつつ、次回は時合いやポイントをしっかり見極めて、リベンジ成功を目指したいと思います。
釣果はなくとも、自然の中で竿を振る時間はやっぱり楽しいもの。
そして、こうした釣り場が残されていることにも感謝の気持ちを忘れずに、これからも大切にしていきたいと改めて感じました。
次回の釣行では、「能生漁港の魅力を堪能できた!」と嬉しい報告ができるよう、また懲りずに挑戦していきます。
それでは、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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