2023年の初夏、新潟県の十日町市を拠点にした4泊5日の旅行記です。十日町から車でドライブを楽しみながら、様々なスポットに出かけた内容をブログ記事にしています。日帰り温泉で整ったり、海で釣りをしたり、観光スポットを訪れてグルメを満喫したりと充実した旅行となりました。
この記事はこんな人におすすめです!
・旅行好きな人
・温泉やグルメ、釣りなどが好きな人
・新潟県十日町市に興味がある人
Asamaは新潟県出身で埼玉県在住の釣り好きライターです。十日町市で母が暮らしているので、帰省を兼ねて年に数回旅行に出掛けています。本記事では、十日町市から日帰りで行ける観光スポットや、十日町市内にあるおすすめの温泉やグルメも紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にして下さい。
新潟県十日町市の魅力
新潟県十日町市は山岳地帯に位置しており、四季折々の美しい自然が魅力です。温泉やアウトドア、山々や市内を流れる川など自然を満喫することができます。簡単に箇条書きでまとめていますので、旅行本編に入る前に参考にして下さい。
- 自然豊かな山岳地帯と四季折々の美しい景色
- 国内有数のスキーリゾートと豪雪地帯でのスキーやスノーボード
- 魚沼産コシヒカリの産地で美味しいお米が味わえる
- 伝統的な農作物の栽培地と新鮮な野菜の味わい
- 伝統文化が息づいていながら近代芸術も楽しめる
- 日本三大薬湯の松之山温泉をはじめとする温泉地
- 星峠の棚田など美しい田園風景とのどかな雰囲気
旅行初日 埼玉県から新潟県へ
旅行初日は午後から出発し、十日町の家までの移動がメインです。埼玉県からですので、関越自動車道を利用し約3時間の距離になります。高速道路のSAやPAに立ち寄りながら、目的地へはのんびり向かうのが個人的には好きです。
関越道 谷川岳PA
関越道には上里や赤城高原など大きくて魅力的なSAやPAも多くありますが、今回は谷川岳PAを紹介します。谷川岳PAは関越トンネルの直前にあり、下り方面としては群馬県最後のPAです。リニューアルされてからは、規模は小さいながらも綺麗なPAで、もつ煮定食と谷川の六年水が人気となっています。
上り坂の多かった道のりの運転疲れを取るために休憩したり、群馬県から新潟県へ続く長い長い関越トンネルに入る前のリフレッシュスポットとして利用してみてはいかがでしょう。
旅行2日目 上越市直江津方面へ
2日目は上越市の直江津方面まで行って、帰りに松之山温泉を巡る予定となっています。直江津といえば、アニメ好きなら化物語シリーズの主人公が通う高校の名前で知っているなんて人もいるのではないでしょうか。
新潟に旅行に行っても、上越方面はなかなか行く機会がなかったので楽しみです。海を見るだけでもワクワクしますが、できるだけいろんな場所に行きたいと思います。
この日に行った場所は、2日目のまとめに公式サイトのリンクのリストを作成していますので、記事を読んで興味が湧いた人は参考にしてください。
道の駅「松代ふるさと会館」
十日町から直江津方面へ向かう国道253号線沿いにある道の駅「松代ふるさと会館」は、ほくほく線の「まつだい駅」に併設されています。建物の中には見学スペースやお土産屋、コンビニなどもありますが、駅の改札もあるという珍しい道の駅です。駐車場も広く、アート作品などもありますので、機会があれば立ち寄ってみて下さい。
画像に写っているのは、草間彌生さんのアート作品です。
直江津港第3東防波堤管理釣り場
YouTubeや釣り番組でもしばしば取り上げられて、釣り好きからも人気の高い直江津ハッピーフィッシングで見学するつもりでしたが、時間的に余裕がなく近くまで行って引き戻しました。ナビを入れていたのですが、立ち入り禁止区域などがあり、少し迷ってしまったのが原因です。
上越市 「天ぷら ゆずや」
直江津港を後にした頃には既に午後1時を回っていたので、人気の高い天ぷら屋さんで昼食を取ることにしました。注文したのは店員さんが勧めてくれたランチの天ぷら定食で、揚げたての天ぷらがとても美味しかったです。最後に提供されるかき揚げは、かき揚げ丼にしてくれたのでボリューム満点でお腹いっぱいになりました。
清潔感のある店内はカウンター席とテーブル席があり、平日でしたがお客さんも多く、人気店であることを実感できます。海の近くなので海鮮一択と思っていましたが、また行きたいと思えるお店でしたので、興味のある方は利用してみて下さい。
春日山城跡
天気も良くお腹も満たされたので、昼寝でもしたい気分でしたが次の目的地を目指します。春日山城跡は、戦国時代の名将である上杉謙信公の居城として知られており、国の指定史跡です。
駐車場に車を停めて最初に飛び込んできた光景で、それまで眠かった目が覚めます。
運動不足であることも重なって、消費する体力と膝にかかる負担はかなりのものでしたが、なんとか登り切ることができました。
登り切った先には春日山神社があり、お参りをした後におみくじを引き、近くの茶屋のような場所で少し休憩です。
高台から眺める景色はとても綺麗で、疲れも癒やされます。最後に上杉謙信公の像を拝んで春日山城跡をあとにしました。
逆光で綺麗に撮影できませんでした。見にくくてすみません。
松之山 「小島屋製菓店」
次の目的地である松之山温泉近くにある「小島屋製菓店」は、地元の定番お菓子としてだけでなく、お土産としても人気の高い和菓子のお店です。
数ある商品の中でも一番のオススメは、松之山銘菓の「志んこ餅」です。十日町産のコシヒカリが原料の上新粉を使用したお餅と、上品なこし餡の組み合わせがとても良く、何個でも食べたくなります。見た目も純白で美しく、飽きのこない多くの人が好きな味ですので、松之山を訪れた際はぜひ食べてみて下さい。
松之山温泉 「ナステビュウ湯の山」
以前から行きたいと思っていた日帰り温泉が、ナステビュウ湯の山です。こちらお湯は日本3大薬湯の天然温泉で、熱交換システムで温度管理していますので温泉成分はそのまま提供されています。
ぬるめのお湯と熱めののお湯がきちんと別れていて、サウナと露天風呂も利用できます。個人的にとても良かったのは、本当の地下水を利用している水風呂です。しっかり冷たくて、熱めのお湯の後でもサウナの後でも気持ちよく整うことができます。
備え付けのシャンプーの他に、いくつかの種類の中から好きなもを利用できるサービスも喜ばれるのではないでしょうか。貸しタオルなどもあるので、手ぶらで気軽に利用できますのでぜひ行ってみて下さい。
2日目のまとめ
一つ一つの場所をゆっくり時間をかけるのも旅行の楽しみ方の方法ですが、この日は結構盛りだくさんになってしまいました。この日行った場所の公式サイトをリストにしておきますので、詳しく知りたい方はリンクに飛んでください。
旅行3日目 長岡市寺泊から柏崎市へ
3日目は釣り好きの筆者にとっては、メインイベントとなる釣りです。暑すぎて釣りをするのが大変な夏が来る前にどうしても行きたかったので、天気予報やタイドグラフを参考にこの日を選びました。
寺泊での釣りを予定していましたが、結果的には柏崎港で釣りをすることになります。果たして釣果はどうだったのでしょう。
寺泊魚の市場通り(魚のアメ横)
本日はあまり釣れない日中ではなく、釣りのゴールデンタイムである日の入前後の時間帯を狙うため、まずは美味しいものを食べて本番に備えます。
観光スポットとしても有名な寺泊魚の市場通りでおすすめなのは、角上魚類寺泊本店です。角上魚類といえば関東にも店舗がある人気の魚屋さんですが、寺泊が本店であることを知らない人もいるのではないでしょうか。
角上魚類寺泊本店は、新鮮な魚はもちろん、加工品やお惣菜など美味しい海鮮がとても魅力的です。以前来た時に食べて感動したのが、「番屋汁」といういわゆるあら汁で、今回も番屋汁とお寿司が食べたくてやってきました。
寒い時に食べるとより美味しく感じますが、この日も具沢山で最高に美味しかったです。お寿司やイカの天ぷらも頂き、運転があるのでビールが飲めなかったのが少し残念でしたが、大満足のランチとなりました。
国道402号線
寺泊港は釣りができるポイントが多くあり、釣り人からは人気の高いポイントでもあります。この日も3ヶ所ほど回りましたが、どこも釣りを楽しんでいる人がいました。狙っていたポイントに先客がいたのと、あまり釣果が上がっていなかったため柏崎港へ移動します。
国道402号線は長く続く海岸線が絶景で、晴れの日のドライブには最的です。寺泊から柏崎へ移動するにも好都合ですので、青色が綺麗な日本海を楽しみながらのんびり走ります。
途中にある道の駅「越後出雲崎 天領の里」では、海に向かって伸びる「夕凪の橋」があり、サンセットのタイミングであれば、最高のフォトスポットとなるでしょう。
柏崎港で釣り
午後3時に柏崎港に到着し、良さそうなポイント何ヶ所かを見ましたが、最終的に個人的に実績の高い西防波堤付近に釣り座を確保しました。
サビキ釣りをメインに、ウキ釣りやちょい投げ釣りもしながら、ターゲットの豆アジを釣るのが目標です。豆アジのシーズンですので爆釣の期待は高まっていましたが、序盤はフグしか釣れません。
それでも、風が少し寒く感じ始めた5時過ぎからサビキ釣りでちょくちょく釣れ出して、最終的には30匹ほど釣れました。午後7時を過ぎたころには、あたりはすっかり暗くなっていたので、この日はここで納竿となります。
釣りの様子は釣行日誌として別の記事にしていますので、気になる方はぜひ読んでみて下さい。
旅行3日目もグルメを満喫して、大好きな釣りを楽しんで、充実した1日になりました。
旅行4日目 十日町市でのんびり
今回の旅行も終盤になりますが、前日と前々日が結構ハードだったため、4日目は十日町でのんびり過ごすことにしました。地元のパン屋さんやスーパーで食料を購入し、夜はまた温泉に入りに行きます。
十日町市 「BAUMRINGE 」
「BAUMRINGE(バウムリンゲ)」は、2020年にオープンしたオシャレなパン屋さんです。このお店のオーナーは、パンの世界大会で3位入賞するほどの凄腕職人であることも話題となり、オープンから人気が絶えません。
オシャレな一軒家のような店舗で、店内にはオリジナルの美味しいパンが並んでいます。一番人気は「クロワッサンB・C」というパンで、Bはバター、Cはケーキ・クロワッサン・クッキーを意味しており、1つのパンで3つの味と食感が楽しめます。
地元に住みこのお店の常連でもある母によれば、人気店なので目当てのパンを購入したいなら早めの時間に行くのが良いとのことです。当然ですが、どのパンもとても美味しいので、十日町を訪れた際に利用してみてはいかがでしょうか。
十日町市 「千手温泉 千年の湯」
遅めのお昼を食べてから昼寝をしてしまい、起きた頃はすでに夕方でした。これから温泉でゆっくり汗を流していきます。
「千手温泉 千年の湯」は、源泉掛け流しの天然温泉が魅力で、年中無休の日帰り温泉施設です。お湯は内湯・露天風呂・サウナ・水風呂などがあり、ここも水風呂がしっかり冷たいので気持ちよく整うことができます。
施設は自然の素材を活かした作りになっており、清潔感がありながらオシャレな作りになっていますで、家族や友人とだけでなく、カップルにもおすすめです。
旅行最終日 新潟県から埼玉県へ
今回の旅行もついに最終日を迎えてしまいました。前日までは良い天気でしたが、この日は台風が接近の大雨予報なので、早めに出発することにしました。特に寄り道もせずに帰るつもりですが、一ヶ所だけお土産を買いに行っています。
道の駅南魚沼 「雪あかり」
道の駅「雪あかり」新潟県南魚沼市の関越道塩沢ICの近くにあり、地元の食材が購入できたり、美味しい食事が楽しめたりします。おすすめは新潟の定番となっている、お煎餅や柿の種、おかきなどですが、量がたくさん入って値段も安いです。
この日は大雨だったせいか若干商品が少なかったですが、タイミングが良いと採れたての野菜なども購入できますので、道の駅好きの方はぜひチェックしてみて下さい。
大雨の関越自動車道
今回の旅行の最後は、大雨の中の関越道ドライブです。速度規制がされるほどかなり雨が強く、視界不良なので安全運転でゆっくり走ります。帰りはSAやPAもほとんど寄らなかったので、紹介できるものがなくすみません。
午後4時頃無事に家に到着し、今回の新潟旅行は終了です。日常生活の中でもリフレッシュする方法はありますが、普段と違う場所で過ごすことのできる旅行もまた良い気分転換になります。
新潟県十日町市を旅しましょう
新潟県十日町市は、美味しい食事や温泉、四季折々の自然など魅力のあふれた場所です。今回の旅で紹介したスポットの他にもおすすめの場所がたくさんありますので、ぜひ新潟県十日町市へ旅行に行ってみて下さい。一度旅行すれば、きっとまた行きたいと感じる方も多いでしょう。
それでは、長い記事となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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